フランは洋風の茶碗蒸しです。 基本の材料は卵、生クリーム、牛乳、具の4種類。具を変えるだけで、様々なバリエーションを楽しむことができます。 熱いままでも冷やしても美味しく、しっとりなめらかな食感は食欲がないときでも食べやすく、栄養も満点です。 おもてなし料理にもなるフランを気軽にお楽しみください。
【美味しく作るポイント】 ①フランの黄金比率は、卵:生クリーム:牛乳:具=1:1:1:1 卵の分量にあわせて、残りの材料を同量に計量します。 ②よく混ぜた材料を濾し器でこすことで、しっとりなめらかな食感に仕上がります。 ③最初に強火で加熱した後は火を弱め、蒸気が静かに上がっている状態をキープすることで「す」が入ることなくキレイに仕上がります。 ④蓋をして余熱で蒸らすことで、蒸気を含んでしっとり仕上がります。
A かぼちゃ(皮、種を除く)2cm角切り100g、塩ひとつまみ、水大さじ2で【かぼちゃの<a href="/wordlist/ピュレ">ピュレ</a>】を作る。 作り方はこちらをご参照→https://oceans-nadia.com/user/390559/recipe/483162 *冷凍保存してある場合は解凍する。
【かぼちゃのフラン】を作る。 B 卵50g、生クリーム50g、牛乳50g、かぼちゃのピュレ50g、鶏ガラスープの素小さじ1/2強をボウルに入れよく混ぜ、濾し器でこす。
容器の内側に無塩バターを薄く塗り、1を8分目まで注ぐ。
2を蒸気が上がっている蒸し器に、間隔をあけて並べる。蒸し器に菜箸2本を渡して蓋をする。 最初の5分は強火で加熱し、弱目の中火で15分を目安に加熱する。
【チーズソース】を作る。 C クリームチーズ15g、牛乳30mlを小鍋に入れ弱火にかける。チーズが溶けてとろみがつくまで、混ぜながら加熱する。
かぼちゃ(飾り用)を厚さ3mm程度に切る。さっと茹でて三角に切る。
3に竹串を刺して何もついてなければ、火を止めて蓋をし余熱で3分蒸らす。
6にチーズソースをかけ、5の茹でたかぼちゃを添える。
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クリコ
料理研究家・介護食アドバイザー
病気で食べることが困難になった夫のために、介護食を作ることになりました。はじめての介護食作りは戸惑うことばかりでしたが、気づくとその面白さに夢中になっていました。 私が作る介護食の特徴は、素材を手作りすることです!! 「食べづらい、おいしくない、見た目に食欲がわかない」などの悩みを解消するために、肉・魚・野菜料理のベースになる素材を手作りします。 手作り素材で作る料理は、見ても食べても美味しく、箸やスプーンで簡単に切れる柔らかさです。 ◆「加熱しても硬くならない肉素材」 ハンバーグのような肉だねを滑らかなペースト状にしたものが肉素材です。 加熱しても硬くならず、見た目は普通の肉料理。とんかつ、豚の生姜焼き、つ くねなど、調理法も形も自由自在です。 ◆「加熱しても硬くならない魚素材」 鮭、タラ、エビ、ホタテなどで作る滑らかなすり身が魚素材です。肉素材同様 に和洋中の魚料理を作ることができます。 ◆「野菜ピュレ」 茹でた野菜をすりつぶしたピュレに他の食材を組み合わせて作る野菜料理 は主食から汁物まで彩豊かで栄養満点。工夫次第でレパートリーは無限大 です。 ◆「時短調理」 手作り素材は小分け冷凍保存することで調理時間を大幅に短縮します。 イタリア料理と和食の教室で教えた経験を生かし、手作り素材を使った料理レシピは180点。 「このレシピに出会えてよかった」「全部食べてくれた」「とにかくおいし い」「介護食なのに家族で楽しめる」などたくさんの満足のお声をいただい ています。 ご家族の皆様でご一緒にお楽しみいただければ大変嬉しいです。