おだしたっぷり!口に入れるとジュワッとおだしが広がる基本のだし巻き卵です。おだし多めのだし巻き卵はきれいに焼き上げるには少しコツがいりますが、強めの火加減で手早く焼き上げることが美味しく作るポイントです。
*だし汁はかつおと昆布の合わせだしを使用しました。 *卵焼き器はよく熱することがポイントです。加熱が不十分だと卵液が卵焼き器にくっついてしまい巻きにくくなります。卵液を箸先につけて卵焼き器に落とし、ジューっと音がするくらいによく熱してから卵液を流し入れてください。 *卵を巻き始めるタイミングは卵に7割程度火が通ったくらいが目安です。液体がまだ残っているくらいで巻き始めてください。 *火加減は中火〜中火強を保つのがふわふわのだし巻き卵を作るポイントです。火加減が弱いと、ギュッと詰まったかためのだし巻きになります。また、だし汁が蒸発しすぎてしまう原因にもなるので、中火〜中火強で手早く仕上げましょう。 *だし汁の分量は少し多めの分量なので、巻きにくい場合は50ml〜80mlくらいで調整してください。 *巻きにくい場合は片栗粉を加えることで卵が破れにくくなり、だし汁が多めでも巻きやすくなります。片栗粉小さじ2に分量のだし汁から小さじ4を加えて溶き、工程2のだし汁と混ぜあわせて同様に作ってください。卵液の底に片栗粉がたまりやすいので、卵液を混ぜてから卵焼き器に流し入れてください。片栗粉を混ぜることで時間がたってもだし汁が外に出にくくなるので、お弁当に入れる時にもおすすめです。
ボウルに卵を割り入れ、菜箸をボウルの底につけたまま左右に動かして白身を切るように溶きほぐす。
別のボウルにだし汁、薄口しょうゆ、みりん、塩を入れて混ぜ合わせる。
1に2を加えて混ぜ合わせ、ザルでこす。
卵焼き器を中火にかけて、サラダ油を薄くひく。卵液を箸先につけて卵焼き器に落とした時にジューっと音がするくらいまで熱する。
3の卵液を1/5量流し入れて全体に広げる。中火〜中火強の火加減を保ち、卵が膨らんできた部分は箸で潰す。半熟状になれば、奥から手前に向かって折りたたむように巻く。
5を卵焼き器の奥に滑らせて、サラダ油を薄くひく。卵液の1/4量を流し入れて、全体に広げる。最初に巻いた卵を持ち上げて、卵の下にも卵液を広げる。半熟状になれば、奥から手前に向かって折りたたむように巻く。残りも同様に焼きあげる。
焼きあがれば巻きすに取り出し、巻いて形を整える。 巻きすに巻いた状態でしばらくおく。
だし巻き卵を切り分けて皿に盛る。 大根おろしを添えて、お好みでしょうゆをかける。
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松井さゆり
フードコーディネーター・料理家
フードコーディネーター/料理家/ いつもの食卓に+Oneのアイデアを!料理の基本を大切に。添加物はなるべく使わない身体にやさしい食事がモットー。旬の野菜をたっぷり使用した毎日のごはんやおうちで簡単に作れるスイーツレシピをご紹介しています。 ◆レシピ開発 ◆コラム執筆 ◆フードスタイリング ◆料理教室 ♦経歴♦ 大阪出身 レコールバンタンフードコーディネーターコース卒業 *イタリアンレストランにてキッチンスタッフ・ホールスタッフとして勤務 *フードコーディネーター事務所に勤務・企業様のメニュー考案、撮影などに携わる *料理教室講師 ♦資格♦ *FCAJフードコーディネーター2級(食の商品開発) *だしソムリエ *発酵食エキスパート *jr野菜ソムリエ *JSAアイシングクッキー認定講師 *食品衛生責任者 ◆受賞歴◆ *2018年 Nadia【コラム賞】受賞 *2019年 レシピブログ「フーディストアワード2019」ホットケーキミックス部門【レシピ賞】受賞 *2020年 E・レシピ【秋のキノコレシピコンテスト】優秀賞受賞