丸めて並べるだけなのにとっても可愛いパンになります。ちぎって食べれるのでお子様も食べやすいです。ラム酒につけたレーズンを使えば大人向けに大変身です。
生地作りはホームベーカリーや捏ね機でも可能です。表面にレーズンを出さないようにすることで焦げる事なく綺麗に焼き上がります。
材料を計量する 無塩バターは常温に戻す
【材料を混ざる】 ①強力粉に砂糖、塩、脱脂粉乳を加え軽く混ぜる ②ドライイーストを加え混ぜる ③全卵、水を加え粉気がなくなるまで混ぜる
【捏ねる】 ①捏ね台(また板等)の上に生地を出す ②引っ張って戻す動作で捏ねる(約10分間) ③生地を上から落として叩きつける(約5分間)
④生地を広げバターを塗り込む ⑤生地でバターを包み、引っ張って戻す動作で捏ねる(約5分間) ⑥生地を上から落とし叩きつける(約5分間)
⑦両手で生地をゆっくり広げる。指が透けるほどの薄い膜ができれば捏ね作業完了
【レーズンを折り込む】 ①生地を広げ、2/3にレーズンを散らす ②レーズンを散らしてない方から生地を折り、三つ折りをする ③生地を縦にして残りのレーズンを2/3にのせ、三つ折りをする
【一次発酵】 ボウルに生地を入れ30度程度で60分間発酵をとる※電子レンジの発酵機能可
【ガス抜き/一次発酵②】 60分経ったら、打ち粉(分量外)を振った生地を台の上に出し2.3回軽く叩きながら広げる。三つ折りをし端から丸める。ボウルに戻しさらに30分間発酵をとる(30度)
【分割】 30分後、台の上に生地を出し包丁やカードを使って1個35gにカットする
【丸める】 カットした生地の端を中心に寄せるようにして軽く丸める。全て丸めたら20分間生地を放置し休ませる(※乾燥しないように濡れ布巾やビニールを被せ張る)
【成形】 一つの生地を半分にする。半分にした生地を丸めるて裏側の閉じめをしっかりとつまむ。丸められたら上から3つ、2つ、1つと並べ葡萄のようにする
【二次発酵】 天板に並べたら30度で60分発酵をとる。※オーブンが一段しかなく生地が乗せきれない場合は、成形前の生地を冷蔵庫で保管し焼き上がってから成形をする
【塗り卵】 溶き卵(卵1/2個)を刷毛を使い丁寧に生地に塗る
【焼く】 230度(予熱有)のオーブンで8分程度焼く(オーブンによって調整してください)艶を出したい場合はバターを上から塗って完成♪
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大野有里奈
◼︎経歴 パン職人歴7年 (日本5年間 フランス2年間) 2011-2015年 株式会社ドンク/日本(大阪) 製造勤務 仕込み~焼成までパン作りの基本を学ぶ 2015-2017年 単身フランスへ グルニエアパン/フランス(パリ) 製造勤務 ハード系の基本とフランスの食文化を学ぶ 2018年〜 ・年に50件以上のパン屋さんを取材し執筆を行う(業界紙として発行) ・メーカー様の広告等作成(業界紙として発行) ・子育て、家庭でのパン作り発信を行う ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ◼︎パン作りに対する想い 私自身がパン作りを通して様々な事を学び、何気ない日常の中に手作りのパンがある豊かさを知りました。私が感じたいつもよりちょっと豊かな日常をひとりでも多くの人にお届けできたらと思います。 "パン作りをしてみたい""興味はあるけど大変そうだし難しいそう"そんな風に足踏みをしている方の背中を押せるような存在になりたいと思っています。