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    デザート

    ほうじ茶風味のパンナコッタ

    • 投稿日2023/10/30

    • 更新日2023/10/30

    • 調理時間20(あんぽ柿を漬け込む時間、パンナコッタを冷やし固める時間を除く)

    ほうじ茶風味のお菓子が好きで、パンナコッタにしてみたところ、とても美味しいデザートが完成しました。そのまま食べてもよいですし、秋のフルーツともよく合います。今回は甘くて柔らかいあんぽ柿をリキュールに漬け込んでトッピングし、芳醇な香りが漂う大人のデザートに仕立ててみました。

    材料4人分ティーカップ4個分

    • ほうじ茶の茶葉
      10g
    • 水(茶葉用)
      30g
    • 牛乳
      140g
    • 砂糖
      50g
    • 粉ゼラチン
      5g
    • 水(粉ゼラチン用)
      25g
    • 生クリーム
      240g
    • あんぽ柿
      適量(お好みで)
    • グランマルニエ(またはコアントロー)
      適量(お好みで)

    作り方

    ポイント

    ◆ 粉ゼラチンを水でふやかす際は、必ず水に粉をふり入れてください。逆にする(粉に水を入れる)とダマになってしまうのでご注意ください。 ◆ 牛乳には脂肪分が含まれているので、直接乾燥した茶葉を加えると脂肪分にコーティングされて抽出がうまくいきません。最初に少量のお湯で茶葉を開いてから牛乳を加えることがポイントです。その後、時間をかけてゆっくりと煮出すことで、ほうじ茶の香りがしっかりと牛乳に移ります。 ◆ ゼラチンは沸騰させると臭みが出たり、凝固力が弱まったりするので、電子レンジでの温めすぎには注意してください。 ◆ パンナコッタの液体を緩い状態のままカップに注ぐと、時間の経過とともに油脂分が表面に浮いてきてしまうことがあります。氷水で冷やし、とろみをつけてからカップに注ぐことで、綺麗なパンナコッタに仕上がり、冷やし固める時間も大幅に短縮することができます。

    • あんぽ柿を小さく切り、グランマルニエ(またはコアントロー)に漬けて一晩以上おく。

    • 1

      水(粉ゼラチン用)に粉ゼラチンをふり入れ、吸水するまでしばらくおく。

      工程写真
    • 2

      鍋にほうじ茶の茶葉を入れ、弱めの中火で2分ほど乾煎りする。

      工程写真
    • 3

      水(茶葉用)を加え、沸騰したら火を止めてすぐに蓋をし、2~3分蒸らす。

      工程写真
    • 4

      牛乳を加え、弱火でゆっくりと温める。沸騰したら火を止めて再び蓋をし、15分蒸らす。

      工程写真
    • 5

      液体を茶漉しで漉し、茶葉を押さえてしっかりと搾る。そこから120gを計量する。

      工程写真
    • 6

      綺麗にした鍋に⑤で計量した液体を戻し、砂糖を加え、弱めの中火で温める。砂糖が完全に溶けたらボウルに移す。

      工程写真
    • 7

      ふやかした粉ゼラチンを10~15秒ほど電子レンジで温めて溶かし、⑥のボウルに加えて混ぜる。 ※ 粉ゼラチンはボウルに加える前に目視で完全に溶けているか確認すること。

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    • 8

      生クリームを加える。

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    • 9

      ボウルを氷水に漬ける。液体はボウルに触れている部分から冷えるので、ゴムべらでボウルの表面を拭うように混ぜながら、とろみがつくまで冷やす。

      工程写真
    • 10

      ゴムべらの上に線が描けるくらいのとろみが目安。

      工程写真
    • 11

      ティーカップに注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。

      工程写真
    • 12

      お好みであんぽ柿を乗せる。

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    レシピID

    470973

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