ほっこり優しい味わいの雑炊です。 お出汁に含まれるカツオや昆布、そして具材の鯛や海苔。 これらに含まれる旨味の成分は、それぞれで摂るよりも掛け合わせることで、旨味をより強く感じられ、味わい豊かに。 醤油とごま油で軽く和えた海苔を、少しずつのせながら食べるのも、味の変化を感じられて楽しいです。 食べすぎてしまった翌日や、胃腸に疲れを感じる時、また、食べてほっこりしたい時にどうぞ♡
・卵を回し入れた後は、少しの間かき混ぜないでおくと、ふわふわに仕上がります。 ・鯛も加熱しすぎないことで、ふんわり柔らかくいただけます。
鯛(刺身用)は食べやすい大きさに切る。海苔は1cm角に切りA 醤油小さじ1/2、ごま油小さじ1/2を軽く混ぜ合わせる。
鍋に出し汁を入れて中火にかけ、沸騰したらB 酒大さじ1、塩小さじ1とごはんを加える。再び沸いてきたら、卵を溶いて少しずつ回し入れる。
卵に火が通り始めたら鯛を加え、少しずつ鯛の色が変わり始めたら火を止め、蓋をして3分ほど蒸らす。
さっくり混ぜ合わせて器に盛り、海苔と青ネギをのせていただく。
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ここえみ
栄養士・発酵食品ソムリエ
夫と大学生の娘の3人家族。 栄養士・発酵食品ソムリエ。 栄養士として、産科や小児科で栄養指導業務に就く傍ら、“作ることも食べることも楽しんで”をモットーに、ごはん作りを楽しんでいます。 キッチンに立つ私の様子を見て、とても楽しそうだから…と娘が勧めてくれた、おうちごはん投稿。 SNSで食や料理を通じて、大勢の方と繋がることができ、大きな喜びと嬉しさを感じています。 “食事をする”ということは、生きていく上で欠かすことのできない行為ではありますが、それだけではないと思っています。むしろ、他に大切なことが詰まっているんじゃないかと。 栄養バランスはもちろん大事ですが、食事をする時間が、義務感からくるただのお腹を満たすだけの時間ではなく、そこに誰かと美味しさを共有できる楽しさや、1人の時間であっても、ホッとできる安心感を得られたりする時間であってほしい。 そんなことを思いながら、日々仕事に就き、そしてお料理をしています。 見て楽しい、食べて美味しい、そしてほっと安らげるようなおうちごはんメニュー。 私が愛してやまない、麹を始めとする発酵食品を使ったメニューも、たくさんお届けできたらと思っています。 よろしくお願いします。