手羽元はしっかり焼き色をつけてから煮込むと、骨離れもよく食べやすくなります。 プルーンを加えることで鶏肉には少なめの鉄分も補給でき、味に深みが出ます。 少しの手間で奥深い味わいになり、残った煮汁に翌日ゆでたパスタを絡めると、とても美味しくいただけます。
工程2ではトングなどを使って、手羽元の表面全体をしっかり焼きます。 工程3で玉ねぎを炒めることで、鍋についた旨みも自然にこそげ取ることができます。 シナモンスティック、クミンシードは無しでも出来ますが、カレー粉は省かずにしっかり炒めてください。
手羽元は味がしみこみやすいよう、骨と肉の境目に切れ目を入れる。 全体に塩、こしょうをもみこむ。 玉ねぎ、しょうが、にんにくはみじん切りにする。
鍋にオリーブオイルを入れて熱し、手羽元の表面をしっかり焼き色がつくまで焼く。(この時中まで火が通る必要はない。) 全体に焼き色がついたら、いったん取り出す。
2の鍋にバターを足して溶かし、シナモンスティック、クミンシードを加えて香りがたつよう軽く炒める。 玉ねぎ、しょうが、にんにくを加えて炒め、カレー粉も加えて全体がなじむまで炒める。
3に手羽元を戻し入れ、白ワインを加えて煮立たせる。 チキンスープ、ドライプルーンを加えて再び煮立たせ、鍋のふたをして、約20分弱めの中火で煮込む。 時々手羽元の上下をひっくり返し、煮汁がまんべんなくいきわたるように様子を見る。 味がものたりなければ、塩こしょうで調味する。
器に盛り、あればパクチーの葉を飾る。
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Yukiyo
スポーツを頑張る子供たちへの食でのサポートで、栄養バランスを考えた献立を長年作ってきました。 今では栄養バランスは外さず、家族の笑顔が増えるような華やかで心躍る食卓を心掛けています。 そのために日々の献立だけでなく、まだ見たこともない国内外の食材や調味料を探求し、世界の美味しい料理をおうちでも簡単にできるレシピを考案しています。 お料理好きな皆様には旅行気分で楽しみながら、料理にまだ慣れていない方にも上手にお作りいただけるよう、丁寧でわかりやすいレシピを目指して書いています。 レシピを通して、料理を作る楽しさ、そして美味しさを共有させていただければ、光栄です。 大阪市在住