25年私が自分や家族のために焼き続けている「ノンオイルで作るご飯のようなパン」の 第二回はホットドックパンです。 連結させて置き上げるため、型に入れなくても、まっすぐに、上に立ち上がるパンが焼けます。 成形と焼き時間が少し長くなりますが85分程度で本格パンが完成します。 パンは主食ですので毎日、量を食べ、ずっと食べ続けるもの。 安心な材料で体に負担のかからない、もちろん、ふとることもない、そしておいしいのが一番と考え ご飯に近いパンを作り続けています。 1個分 158kcal 脂質1.3g
手ごねやホームベーカリーのこね機能でも作れますが、フードプロセッサーを使うことで、初心者の方も失敗しにくくなっています。大きいフードプロセッサーの場合は一度にまとめて40秒程度でこねてください。 手ごねの場合はぬるま湯の温度を40℃程度にしてください。 パン生地の固さは動画をご覧いただきながら調整をしてください。 パン作り初心者の方は「基本のパン」の動画をご覧いただけますとさらに詳しい説明があります。
A 強力粉(春よ恋ブレンド)110g、ドライイースト小さじ1と2/3、砂糖大さじ2と1/3、溶き卵40g、ぬるま湯(30℃)120ml程度をボウルに入れてゴムベラなどでよく混ぜイーストを溶かす。
B 強力粉(春よ恋ブレンド)110g、塩小さじ1/2を加えてひとまとめにする。 少し手にべたべたつく程度の固さに調整する。
生地を軽くたたき、なめらかにし、丸めてボウルに戻す。 ラップやフードキャップなどをして乾燥を予防し40℃で25分程度暖かいところで一次発酵する。
1.5倍程度になったら粉を付けた指をパン生地に差し込み、指の穴が残っているかフィンチェックをしてみる。 穴が閉じるようならもう少し待つ。
ガス抜き麺棒で20cm程度の小判形に伸ばす。 裏返しながら20×5㎝の長方形にする。 中心に向かって上と下から折り、さらに半分に折りクッキングシートの上に並べる。
残りも同じように成形して1㎝程度離しておく。 硬く絞った布巾をかけて二次発酵40℃で20分程度 1.5倍になるまで待つ。 途中でオーブンの余熱をあげるため発酵機能から早めに出し室温で待つ。
オーブンの余熱はガスオーブンは180℃。 パワーの弱い電気などのオーブンの場合は190℃以上にする。 パンの二次発酵が終わったか確認する。 指で押して軽く指の跡が残れば発酵終了とする。
溶き卵(つや出し用)を刷毛でパンに塗る。 オーブンに入れて焼き上げる。 ガスオーブンは180℃で12分 パワーの弱い電気などのオーブンは190℃15分程度で焼く。 色づかなかった場合は次回温度を上げて焼く。
焼きあがったら冷まし、ポリ袋に入れて保管する。 出したままにすると、乾燥して固くなるので注意する。 明日食べない分は冷凍保存する。(カビが生えたり固くなるため)
ホットドックにする場合はキャベツは千切りにしてカレー粉少々と塩コショウで炒める。 ソーセージは沸騰しないよう熱い湯で茹でる。 連結しているホットドックパンを切り離し上にナイフで切り込みを入れ、キャベツをはさみマスタードを塗り、ソーセージを挟む。
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2022/12/28 14:50
ノンオイル料理研究家茨木くみ子
こんにちはノンオイルノンバターで作る保健師の料理研究家です。 身体に優しい、ふとらないレシピをお届けしています。 ノンオイル料理のレシピづくりを始めて30年 最新著書「ふとらないクリームのお菓子」MDNコーポレーション料理の本棚 「ふとらない米粉のお菓子」文化出版局 文化出版局からの「ふとらないシリーズ」は25万部を突破しています。 私はとてもふとりやすく、何度もダイエットに失敗してはリバウンドを繰り返していました。 そんな私がふとらない体になれたのは、 ノンオイルノンバターのこの食事のおかげでした。 油脂は身体に必要ですが、ともすると摂りすぎやすいものです。 身体に必要な脂質は食材からが過不足なく安心です。 私のレシピは、パン、ケーキ、洋食中華でも、 食べると、ご飯、和菓子、和食になるようにレシピで工夫してあります。 よく食べるもの。 たくさん食べるもの。 普段の食事は ノンオイルがおすすめです。 ノンオイルクッキングは身体に優しいだけでなく ほかにもたくさんいいことがあります。 バターや生クリーム、良質のオイルなど高価な食材を使用しないため 経済的。洗い物も洗剤なしでささっと洗えます。 また作り方も簡単です。 身体に優しいノンオイルクッキング、ぜひ始めてみてください。