マルシェで手に入れたマグレ鴨を使い、簡単な一皿に仕立ててみました。 フライパンでロゼに仕上げ、クレモンティーヌ(みかんのような柑橘類の一種)のソースをあしらっています。 同じ地方のワイン、マディランと共に美味しくいただきました☺︎ ★簡単で美味しいじゃがいものピューレはそのまま食べても、肉料理などの付け合わせにしてもいいです。
▶︎付け合わせの食材は季節や好みでアレンジOK。 ▶︎アンディーブ(チコリー)はグリーンのものでもOK。 ▶︎苦味が美味しいアンディーブは刻んでサラダにしても美味しいです。
じゃがいもは洗っておく。 パセリは洗い、キッチンペーパーで水気をとり、みじん切りにしておく。
鍋に水、じゃがいも、ニンニク、タイム、塩を入れ火にかける。
アンディーブは縦半分に切る。
マグレ鴨は口に残る筋や羽根がついている場合は綺麗に掃除する。
皮の余分な脂をあらかじめ削ぎ取っておく。
焼いているときに脂が出やすいように皮面に切れ目を入れる。
身、皮面に塩をしっかりとし、熱したフライパンに皮目から焼く。 *出てきた脂は取り置く
エシャロットが煮詰まったら、オレンジジュースを加え煮詰める。
スプーンで脂をかけながら裏面も焼く。
ローズマリーとともに熱い脂を皮目にかける。
一旦お皿にあげ、5分ほどアルミホイルに包み休ませる。
焦げの原因になるので、フランパンを一度キッチンペーパーで拭き取って、鴨肉を皮目を下にして戻し入れる。
とっておいた脂とローズマリーをかける。
バター(20g)を加え、焦がさないように気をつけて焼く。
火が入ってきたので再びお皿にあげ、アルミホイルに包み休ませる。
じゃがいものピューレ作り。 じゃがいもに火が入ったので皮を剥き、ニンニクも一緒にフォークで潰す。
バター(60g)を入れて和え、塩、胡椒で味を整え、パセリのみじん切りで彩を添える。
付け合わせ作り。 熱したフライパンに油を入れ、アンディーブをソテーする。
両面色がついたら、シードルビネガーを加え、味を引き締める。
バター(10g)を入れ、全体を絡ませて仕上げる。
オレンジソース作り。 オレンジも煮詰まってきたら、ホイッパーでバター(25g)モンテする。
鴨肉汁を加え混ぜる。
濃度がついたらザルで濾す。
鴨肉を再度フライパンに戻し、脂をかけながら温める。
皮がパリパリになったら、食べやすい大きさに切り分けお皿に盛り付ける。
じゃがいものピューレ、付け合わせのアンディーブを飾り、オレンジソースをかける。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。