里芋を使って、冬らしい濃厚ポタージュを。里芋というと和風で地味なイメージがありますが、実は洋風の味付けでも美味しくいただけます!里芋そのままのおいしさを楽しめる一品。おもてなしにもおすすめです♪ 今回は、里芋の子頭(こがしら)を使いました。里芋は大きな親芋の周りに子芋がつき、そこに孫芋がつきます。そして、子芋の中でもたくさんの孫芋をつけ、大きく成長したものは子頭と呼ぶのです。
一般的にスーパーなどで売っている、ねっとりした食感の里芋は子芋や孫芋。子頭は野菜の直売所などで安く販売されており、ねっとり感は子芋や孫芋に劣り少し固めですが、ほっくりしていてこれはこれで美味しいです。ポタージュではあまりねっとり感が必要ないので子頭がおすすめですが、子芋や孫芋でもOKです。濃さはお好みで、牛乳や水で調整してください。
鍋にバターを入れて弱火にかけ、玉ねぎをしんなりするまで炒める。里芋、水、コンソメを加えてひと煮立ちさせる。
粗熱がとれたら2をミキサーにかける。鍋に戻し、牛乳を加えて混ぜる。塩とブラックペッパーで味を整え、パセリを散らす。
219397
いがらしかな
プラントベース料理家
プラントベース料理家。早稲田大学卒業後、旅行会社にて広報・プロモーション企画を4年間担当。結婚を機に農家で2年ほど野菜作りに携わる。その後、旬の野菜をいかしたレシピを発信する野菜料理家として活動。企業のレシピ開発(レシピ考案からスタイリング、撮影まで)を多数担当。 現在は、健康にも環境にも動物のためにも良い、プラントベースやマクロビオティックの料理を発信。マクロビオティックスクールジャパンのレベル1(70時間)を修了し、レベル2を受講中。プラントベースフードアドバイザー、野菜コーディネーター、食品衛生責任者の資格保有。 料理写真に魅了され、料理写真講座の講師や料理撮影も行う。