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    里芋の下処理

    キーワード:
    里芋
    料理の基礎

    いも類の中でもぬめりのある里芋は、包丁がすべって怖い、ぬるぬるして手がかゆくなるなど、苦手に思う方もいらっしゃるかもしれません。ここでは簡単な里芋の下処理の方法と皮のむき方をご紹介します。下処理をした里芋は、ゆでてそのまま「きぬかつぎ」にしたり、煮物にしたり、ねっとり感を生かしたコロッケなどにしても美味しいです。

    里芋の保存方法

    1.ビニール袋に入って売られているものは、カビや腐りの原因になるので袋から出し、紙袋または新聞紙に泥付きのまま包んで保存する。

    里芋は紙袋や新聞紙に包んで保存する

    里芋の洗い方

    1.土がついている場合、たわしなどでこすって洗い、ザルにあげて乾かす。皮をむくときに濡れているとすべって危ないため、表面を乾かすか、ふきんやキッチンペーパーで水気をしっかり拭いておく。

    たわしを使って里芋を洗う

    里芋の皮のむき方

    1.軽く土を落として、下に新聞紙を敷いて皮をむく。

    下に新聞紙を敷いてむく

    里芋の皮のむき方【六方むきの方法】

    1.里芋の上下を切り落とす。

    里芋の上下を切り落とす

    2.上下の切り口が六角形になるように皮をむく。

    里芋を六方むきにする

    里芋のぬめりの取り方

    1.皮をむいた里芋をボウルに入れ、塩をまんべんなくこすり付けて転がしながらぬめりを取る。

    里芋を転がしながらぬめりを取る

    ポイント・コツ

    ・里芋はぬめりがあるとすべってむきにくいので、乾いた状態で皮をむきましょう。手もかゆくならず、すべらないのでむきやすいです。
    ・洗わずに土付きのまま皮をむくときは、包丁も手も乾いた状態でむいてください。
    ・手がかゆくなったときは、酢や塩を手に付けるとかゆみが和らぐことがあります。
    ・下ゆでの吹きこぼれが気になる場合や、煮物をきれいに仕上げたい場合には、里芋のぬめりを取るとよいでしょう。
    ・「六方むき」とは、おせち料理などに使われる切り方です。面が増えることで煮崩れしにくく、美しい見た目に仕上がります。

    Nadia編集部

    監修:Nadia編集部

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