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大根のゆで方

キーワード:
大根
料理の基礎

大根を煮物にするときは、あらかじめ下ゆでしておくと、味がよく染みてやわらかく、甘みも増して美味しく仕上がります。電子レンジで時短もできます。

大根のゆで方【下準備】

1.米のとぎ汁を1リットル用意する。米大さじ1(あればお茶用のパックに入れる)もしくは、片栗粉小さじ1を水に加える方法でもよい。

米のとぎ汁を用意する

大根のゆで方【鍋でゆでる場合】

1.大根は、厚さ2~3cmの輪切りにする。

大根を輪切りにする

2.皮を厚め(3~4mm)にむく。

大根の皮をむく

3.切り口の角を、ぐるりと一周削り取る(面取り)。

大根を面取りする

4.大根の切り口を下にして置き、上面に、厚さの3分の1から、2分の1の深さで、十字に切り込みを入れる(隠し包丁)。

大根に隠し包丁を入れる

5.隠し包丁を入れた面を上にして鍋に入れ、米のとぎ汁を大根がかぶる程度に加えて火にかける。

大根を米のとぎ汁と一緒に火にかける

6.沸騰したら、鍋がコトコト鳴る程度の火加減を保ち、厚さ2cmの場合は20分、厚さ3cmの場合は30分を目安に煮る。

大根を煮る

7.竹串を刺し、すっと入るやわらかさになればよい。

竹串で刺す

8.鍋に入れたまま、粗熱が取れるまで置く。

鍋に入れたまま粗熱を取る

9.大根を鍋から取り出し、表面をなでるようにして水洗いする。

大根を水洗いする

大根のゆで方【電子レンジで加熱する場合】

1.皮をむいて面取りし、隠し包丁を入れた大根を、耐熱容器に入れる。米のとぎ汁を、大根がかぶる程度に加える。

大根を切って耐熱容器に入れる

2.ふんわりとラップをする。電子レンジ600Wで、大根100gで4分、200gで8分を目安に加熱する。

大根を電子レンジで加熱する

3.竹串を刺し、すっと入るやわらかさになればよい。まだ硬ければ30秒ずつ追加熱する。耐熱容器に入れたまま、粗熱が取れるまでおく。

大根の粗熱を取る

4.湯を捨てて水を入れ替え、表面をなでるようにして水洗いする。

大根を水洗いする

ポイント・コツ

・面取りをすると角が丸くなるため、煮崩れしにくくなります。
・隠し包丁を入れることで、火の通りがよくなります。切れ目からお箸で切り分けられるので、食べやすくなるメリットもあります。
・隠し包丁は、両面に入れると煮崩れしやすくなるため、片面だけに入れましょう。
・米のとぎ汁で下ゆですることで、苦味やえぐみが取り除かれ、甘みも増します。
・大根は水からゆでます。ゆっくり火が通ることで、ムラなく加熱され、甘みも引き出されます。
・隠し包丁を入れた面は火が通りやすいため、その裏側を下にしてゆでることで、火の通りが均一になります。
・ゆで時間は量や厚さなどで変わります。15分ほどゆでたら竹串を刺して確認しましょう。
・ゆでた大根には、においやぬめりがついているため、水洗いして落としましょう。

Nadia編集部

監修:Nadia編集部

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