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ぎんなんの選び方と栄養・旬の時期

キーワード:
銀杏
料理の基礎

9月下旬から10月上旬が旬のぎんなん。栄養効果や鮮度の見極め方、食べる量について解説します。

 

ぎんなんの鮮度と旬

新鮮なぎんなんは綺麗な緑色をしていて、この色は翡翠色とも言われています。むいてあるタイプを購入するときは、色を目安にしましょう。

新鮮なぎんなんは、緑色でにおいもきつくなく、モチモチとしていますが、時間が経つにつれて黄色くなっていき、においもきつくなっていきます。

9月下旬から10月上旬に出回る新鮮なぎんなんは緑色のものが多く、においもきつくありません。

 

ぎんなんの栄養効果

ぎんなんには、カロテン、ビタミンC、カリウムなどが豊富に含まれています。カロテンは抗酸化作用があり、体内の酸化を予防してくれます。また、体内でビタミンAに変換され、粘膜を保護をしてくれるなどの働きもあります。

ビタミンCにも抗酸化作用があります。また、コラーゲンの生成を促したり、身体の免疫を高める働きがあります。

カリウムは、体内にたまった老廃物や余分なナトリウムを体外へ排出する働きがあります。

 

ぎんなん中毒に注意

ぎんなんを食べ過ぎると、めまいや嘔吐、ひどいと痙攣などの症状が起こることがあります。特に小さなお子さんに発症することが多いと言われています。

これは、ぎんなんに含まれる「ギンコトキシン(メチルピリドキシン)」という物質が影響しています。この物質は、ビタミンB6とよく似た構造していて、ビタミンB6の活性を邪魔してしまうことで、神経伝達物質のバランスが崩れ、中毒症状が現れます。

ぎんなんを食べる量は、小さなお子さんは5粒まで、大人でも10?15粒までにしましょう。

参照:まさに栄養の爆弾!ぎんなんのスゴいパワー

Nadia編集部

監修:Nadia編集部

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