薄切り肉で簡単に作れる「時短チャーシュー」
「食べごたえのあるお肉料理を、安く簡単に作りたい…」「子どもが喜ぶお肉料理のレパートリーを増やしたい！」そんな方におすすめのレシピが、今回ご紹介する「くるくるチャーシュー」。YouTube登録者数34万人突破の人気料理家、エプロンさんのレシピです。
チャーシューといえば、ラーメンのトッピングだけでなく、ご飯のおかずやおつまみにもぴったりで人気のお肉料理。でもおうちでチャーシューを作るときは、かたまり肉を使って長時間煮込んだり、たこ糸でお肉をしばったりと、何かと手のかかるイメージですよね。
でも「くるくるチャーシュー」は豚の薄切り肉を使うので、火の通りも早くて作り方もとっても簡単！ かたまり肉を用意しなくても気軽に作れて、時短かつ節約にもうれしいチャーシューなのです。
子どもが喜ぶ＆作って楽しい！作り置きもOK
こちらの「くるくるチャーシュー」、作り方の最大の特徴は、パックからパカッ！ と出したお肉でそのまま作れること。詳しい作り方は下でご紹介しますが、その工程がなんだかとっても楽しいのです♪
薄切り肉が口の中でほどけやすく食べやすいので、子どもにも大好評！ くるくる模様で見た目もかわいく、冷蔵＆冷凍保存で作り置きもOKの便利なレシピです。そんな「くるくるチャーシュー」、作り方をチェックしてみましょう！
「くるくるチャーシュー」の作り方
https://oceans-nadia.com/user/756293/recipe/453453
材料（2人分）
豚ロース薄切り肉 400g
塩・こしょう 適量
片栗粉 適量
A 砂糖 大さじ1
A 醤油 大さじ2
A 酒 大さじ2
A しょうがチューブ 小さじ1
A にんにくチューブ 小さじ1
A 水 100ml
作り方
1. 豚肉をパックから出す
お肉をパックから…
そのままパカッ！
豚ロース薄切り肉200gをまな板に並べます。（豚肉200gでチャーシュー1本が作れるので、豚肉400g入りのパックなら半分ずつ使いましょう。）豚肉をパックからまな板にそのまま出して、少し手で押し広げるだけでOK！
2. 豚肉をくるくる巻く
肉の表と裏に塩とこしょうを振ったら、手前から豚肉をくるくる巻いていきます。
3. 巻き終わりをつまようじで留める
巻き終わったら、肉の端をつまようじで留めます。針で縫うように、全部で4本ほどつまようじを使って留めましょう。
4. 豚肉に片栗粉をまぶす
まな板の空いているところに片栗粉を広げ、コロコロと豚肉を転がして片栗粉をまぶします。
5. フライパンで豚肉を焼く
フライパンに薄くサラダ油（分量外）を引き、弱めの中火で豚肉全体をこんがりと焼きます。
6. 調味料を加えて煮る
余分な脂を拭きとり、Aの砂糖、醤油、酒、しょうがチューブ、にんにくチューブ、水を加え、蓋をして弱火で15分ほど煮ます。途中、7分煮たところでお肉をひっくり返しましょう。
7. 一度冷ますとさらに美味しく！
煮終わったら、チャーシューをいったん冷ますと味がよく染み込んで、さらに美味しくなりますよ。食べる際に再度温めて完成！ 冷ます際にゆで卵を一緒に煮汁に漬け、チャーシューと一緒に食べるのもおすすめです♪
●詳しいレシピはこちら（動画もありますよ！）
くるくる模様が可愛い♪くるくるチャーシュー
編集部スタッフも作ってみました
Nadia編集部のスタッフも、実際に自宅で作ってみました。まずはお買い得の豚ロース肉を用意。100gあたり139円ほどの国産豚ロース肉薄切りを使用しました。パックのまま、お肉をまな板にパカッ！
豚ロース肉200gは、お肉7～8枚くらいが適量なので枚数を調整。お肉を手で押し広げ、表と裏に塩こしょうを振ったら、端からくるくる巻いていきます。
くるくる巻く作業が楽しそうに見えたようで、4歳の子どもが参戦してきました。親子でのクッキングにもぴったりです！
お肉の端をつまようじで留めるときは、つまようじの端を長めに出しておくと、焼いたあとで抜き取りやすくなります。簡単に留めたら、お肉に片栗粉をまぶします。
チャーシューを2本作り、フライパンで焼きます！ 焼き目はしっかりめに付けたほうが美味しくなります。エプロンさんの動画のように、トングを使って焼くとお肉を転がしやすいです。
焼き目がついたら脂を拭きとり、水と調味料を加えます。あらかじめ調味料をあわせる手間もなく、動画のように、酒、醤油…と直接フライパンにどんどん加えていけば良いので本当に簡単。7分蒸し焼きにしたら、お肉をひっくり返してもう7～8分ほど蒸し焼きに。
食欲をそそる良いにおいがキッチンにただよってきて…できあがり！ 照り照りになったたれがお肉にからんで、とっても美味しそう。「もうできたの？」と感じるくらい簡単に作れました。一度冷ましてからもう一度温め、スライスしたらいただきます！
お肉が苦手な子どもがパクパクと！
できあがったくるくるチャーシューはとってもジューシー！ ひと口サイズで食べやすく、甘辛いたれが絶妙で、もうひとつ…あとひとつ…とどんどんお箸がすすんでしまいます。夕食のおかずにいただきましたが、これはお酒のおつまみにも良さそうと感じました。
驚いたのは、普段お肉は苦手であまり食べない子どもが、「これ美味しい♪」と言ってパクパク食べていたこと。やわらかい薄切りの豚ロース肉をミルフィーユ状にしているので、子どもでも噛み切りやすく食べやすいようです。くるくるの断面もかわいく子どもウケが良いので、お肉を残しがちなお子さんもぜひ試してみてはいかがでしょうか。
どんぶりにしてランチにもぴったり♪
この味はてきめんにご飯に合う…。そう思い、エプロンさんもおすすめの「どんぶり」にアレンジしてみました。これがまた美味しい！ おうちにある野菜やゆで卵などを添えるだけで、忙しい日も簡単にランチが作れますね。食べごたえもあり、余ったたれを仕上げにかけるとよりいっそうご飯がすすみます♪
冷蔵で3日、冷凍で2週間ほど保存も可能なので、作り置きにして食べたいときにサッと温められるのがとっても便利。今度自宅で友人たちと飲む予定があるので、おつまみにも出してみようと思っています。
お弁当のおかずにもちょうど良いサイズ感。冷めると豚ロース肉の脂が固まるので、食べる前にお弁当を温められるシチュエーションのときにおすすめです。
野菜を入れてアレンジしても美味しい！
エプロンさんによると、こちらの「くるくるチャーシュー」はどんぶりにするほか、ラーメンはもちろん、細かく切ってチャーハンに入れるのもおすすめとのこと。お肉を巻くとき、5mmほどの角切りにしたにんじんやアスパラガス、スイートコーンなどを一緒に巻いても美味しいそうですよ。子どもも野菜を美味しく食べてくれそうですね。
美味しいだけでなく作り置きにも便利で、子どもも喜んでくれる「くるくるチャーシュー」。作る工程を「楽しい♪」と思いながら料理できたのもうれしい時間でした。ぜひお試しください！
副菜におすすめ！エプロンさんの簡単レシピ
【誰にでも作れる簡単レシピ】をモットーにしているエプロンさんは、このほかにも手軽で美味しいレシピを多数発信中。その中から、「くるくるチャーシュー」と合わせるのにおすすめの簡単な副菜レシピをご紹介します！
ワザありのたれで絶品！塩だれきゅうり
https://oceans-nadia.com/user/756293/recipe/459678
ぽりぽりと、つい味見が止まらなくなってしまうきゅうりの副菜。特製のうま塩だれは、片栗粉でとろみをつけることできゅうりによくからみ、よりいっそう美味しくなります。ヘルシーなきゅうりをたっぷり食べられますよ。
●詳しいレシピはこちら
手が止まらない♪塩ダレきゅうり
味が染み染み！焼きなすの煮びたし
https://oceans-nadia.com/user/756293/recipe/460018
初夏に旬を迎えるなすを美味しく食べられる、煮びたしのレシピ。フライパンひとつで簡単に作れて、なすのアク抜きも不要！ こんがり焼いたなすに味がよく染み込み、じゅわっとトロッとたまらない食感です。冷めても美味しくいただけますよ。
●詳しいレシピはこちら
味しみしみ♪とろとろ茄子の煮浸し
カリッ！もちっ！材料4つの長芋ボール
https://oceans-nadia.com/user/756293/recipe/457003
ころころとかわいい見た目で、子どもにも人気の長芋ボール。少ない油で転がしながら揚げ焼きで作れます。外はサクサク、中はもちもちで、コンソメ風味も美味しい♪ 材料4つでシンプルな工程も人気の秘密です。
●詳しいレシピはこちら
材料4つ♪カリっ！もちっ！長芋ボール
ぽりぽりやみつき♪ごぼうの唐揚げ
https://oceans-nadia.com/user/756293/recipe/455382
ごぼうに唐揚げ風の味をつけ、カリッと揚げた人気のレシピ。揚げ焼きで簡単に作れて、ぽりぽりカリカリとクセになる美味しさ！ スティック型で食べやすく、お酒のおつまみにもぴったり。マヨネーズや七味唐辛子をつけるのもおすすめです♪
●詳しいレシピはこちら
ぽりぽりぽりぽり♪やみつきごぼう唐揚げ
天かすがポイント！キャベツのうま塩サラダ
https://oceans-nadia.com/user/756293/recipe/457004
キャベツがグッと美味しくなるレシピがこちら。ごま油と白だしを使ったうま味たっぷりの塩だれがキャベツにからみ、仕上げにかける天かすがアクセントに！ シャキシャキのキャベツ、サクサクの天かすが最高です♪
●詳しいレシピはこちら
居酒屋風♪キャベツの旨塩サラダ
エプロンさんのレシピ、ぜひチェックしてみてくださいね！
「これなら作れるかな？」と思ってもらえるレシピ作りがエプロンさんの目標とのこと。実際にエプロンさんのレシピを見ると、「こんなに簡単なら、私にも作れそう」と思えるだけでなく、「なんだか作るのが楽しそう。作ってみたい！」と、“料理を楽しむ気持ち”を呼び起こしてくれるようなレシピばかりです。
「料理が苦手な人だけでなく、仕事や子育て、家事に介護、病気や体調、学業や友人関係など、さまざまなことへ不安がある人、心に余裕がない人にとって、お料理はとてつもない負担になることがあります」と、いろいろな境遇の人へ優しく寄り添い、そんな人の「選択肢のひとつになれば」という思いをもつエプロンさん。そういった思いがあるからこそ、エプロンさんのレシピはたくさんの人を惹きつけているのかもしれません。そんなエプロンさんのレシピページやYouTube、Instagramなどをぜひチェックしてみてくださいね！
エプロンさん
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