春はお祝いごとが多い季節ですね。春に限らず、お食い初めなど、一年を通してお祝いの行事に欠かせないお赤飯の作り方をご紹介します。お赤飯は面倒なイメージがあるかもしれませんが、炊飯器を使えばわりと手軽に作ることができます。ささげと小豆は似ていますが種類が異なります。小豆は煮ると割れやすいですが、ささげは煮ても割れにくく、食感もしっかりとしています。縁起を担ぐ意味で、今回は割れにくいささげを使いましたが、お好みのものを使用してください。
今回は全てもち米でつくりましたが、白米をブレンドしてもOKです。一度に食べきれない場合は小分けにしてラップに包み、冷凍保存しておくと便利です。
もち米をよくといで、約1時間ほど水に浸す。(※ここでの水は分量外です。) 米の浸水が終わったらザルにあげて水気を切る。
再び鍋にささげを戻し入れ、分量の水を加えて中火にかける。沸騰したら弱火にして、ささげを指で潰せるくらいの柔らかさになるまで煮る。
2の粗熱が取れたら、ささげと煮汁に分ける。(※煮汁は使うので捨てないでください。)
炊飯器の内釜にもち米を入れ、3の煮汁を加える。炊飯器の3合の目盛まで水(分量外)を足す。
4に3のささげを加えて普通に炊飯する。炊き上がったら全体を混ぜ合わせ、器に盛り付ける。ごま塩をふって頂く。
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楠みどり
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーター・幼児食インストラクター
野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。 2008年 野菜ソムリエ(中級)取得 2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業 2017年 幼児食インストラクター取得