初夏に脂が乗って美味しくなる、イサキを1尾丸ごと使った、簡単なのに豪華に見える、アクアパッツァです。 こちらのレシピ、あっさりした仕上がりになります。 ミニトマトは各自お皿に取り分けてから、魚に絡めてソースとして頂きます。
上手に魚をひっくり返せる方は、オーブンペーパー無しで作って大丈夫です。 オーブンペーパーは直火に触れないよう、フライパンから余りはみ出さないようにして下さい。
あさりは砂抜きをしておきます。 イサキは鱗と内臓を抜いておきます。 魚屋さんやスーパーの魚売り場でお願いすれば、処理してくれますよ。
イサキをきれいに洗って、塩を振ったら上になる面に3~4本の切れ込みを入れておきます。 これをやってあげると、出来上がった時に 取り分けやすいです。
蓋つきのフライパン、又はキャセロールにオーブンペーパーを敷いてオリーブオイル大さじ1と、皮を剥いて潰したニンニクを中火で熱し、ニンニクの香りが移ったらイサキを仕上がりで上になる面を下にして焼き始めます。 ニンニクは、焦げる前に取り除いて下さい。
魚を焼いている間に玉ねぎを薄切りにしておきます。 魚の片面がいい色に焼けたら、フライ返しなどで魚を支えつつ、オーブンペーパーから滑らせるように、魚をひっくり返します。 こうすると、皮がフライパンにくっつかず、大き目の魚もきれいにひっくり返せます。 魚がひっくり返せたら、玉ねぎ、あさり、ヘタを取ったミニトマトを加え、タイムを散らし、白ワインを回しかけたら10分、蓋をして加熱します。
具材に火が通ったら、黒オリーブを加えて、底にたまったスープを味見し、さっぱりしたければ更に黒オリーブの漬け汁を大さじ1~2(分量外)を加えて、味がなじむよう、2~3分煮込みます。
テーブルに出す時に、仕上げのオリーブオイル大さじ1を回しかけ、パセリを散らして、フライパンごとどーんとテーブルに持って行きましょう。
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サクライチエリ
タイで8年間、料理教室コーディネーター、料理教室主宰、お料理コラム執筆等のお仕事をしてきました。 日本帰国後は、自宅キッチンで「心と体が軽くなる」超本場級タイ料理教室を主宰し、ハーブの癒しと人の和を広める活動や、子供向けおやつ教室などの活動を行っています。 日本各地の美味しいい食材を使ったアジア料理のレシピ開発なども得意。 Nadiaでは、タイ料理の基本である「フライパン1つでぱぱっと作れる」ラクチン料理や、普段の食卓に気軽に取り入れられる「ちょこっとエスニック」、アレルギー対応可の、ゆるゆるアジアンスイーツ等のレシピを発信していきます。