3品を同時進行で作るためのコツ
そんなに手の込んだものを作っていないのに、なぜか食事の支度に時間がかかってしまった…ということはありませんか?
もしかすると、同時進行するのに相性の悪い献立になっているのかもしれません。忙しい毎日ですから、できるだけ時間をかけずに手際よく食事の支度は済ませたいところ。
今回は、食事の支度を段取りよく進めるためのちょっとしたコツと、実際に3品を同時進行で作るレシピをご紹介します!
①「コンロ+電子レンジ+グリル」など複数の調理器具を使う
例えば、コンロが2つ口の場合でしたら、同時に加熱調理できるのは2種類になります。
でも、加熱したいものが他にもたくさんある場合は、例えば強い火力が必要な炒めものに優先的にコンロを使うようにして、茹でたり焼いたりするのは電子レンジやグリルなどを使えば、同時進行で3つ、4つと加熱調理をすることができます。
②「煮もの+炒めもの+和えもの」など違う調理法を組み合わせる
時間をかけて火を通したい煮ものを最初に作り始めて、煮込んでいる間に他のものを作ると効率的ですよね。
また、和えものは切って調味料と混ぜるだけですから、煮ものや焼きものなどしていてちょっと手が空いた時に調理可能です。
何かを煮込んでいる間に、炒めたり、和えたり。煮込んでいる間の時間を活用して、他の料理を仕上げてしまいましょう。
3品同時進行で作る段取りとレシピの紹介
ここからは、実際に3品を同時進行で作っていくレシピをご紹介します。段取りもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
今回ご紹介するメニューは、こちらの3品です。
・牛ステーキと舞茸の醤油炒め
・里芋のコンソメサラダ
・焼きピーマンのレモンマリネ
組み合わせとしては、「炒めもの+和えもの+焼きもの」になります。
炒めものにコンロを使い、サラダの里芋はレンジ加熱、マリネのピーマンは魚焼きグリルを使います。
サラダの里芋はレンジ加熱しながら下味をつけるので仕上げの味付けは簡単です。また、マリネのピーマンは焼く工程がありますが、こちらも味付けは簡単な和えものと同じなので、炒めものを作りながらでもパパッと仕上げることができます。
【作り方・段取り】
1.まずはサラダの里芋の加熱から始めます。里芋の皮をむき、材料と合わせて電子レンジで調理スタートします。
2.ピーマンをグリルに入れて火を通します。
3.途中で里芋に火が通っているかを確認したり、ピーマンを裏返したりして焦げないように気を付けます。
4.ピーマンが焼ける頃に、フライパンを火にかけ、牛肉と舞茸を炒め始めます。
5.牛肉に焼き色がついたらいったんさらに取り出し、舞茸に完全に火を通します。焦げないように気を付ければこまめに動かす必要はないので、この間に焼き上がったピーマンと里芋サラダの味付けをしてしまいましょう。
6.牛肉をフライパンに戻し、味を調えたら熱々のフライパンをテーブルに出して完成です。
●詳しいレシピはこちら
『牛ステーキと舞茸の醤油炒め』
『里芋のコンソメサラダ』
『焼きピーマンのレモンマリネ』
いかがでしたか? 加熱時間の活用や加熱のタイミングを前もって把握しておけば、同時進行で3品仕上げるのは意外と簡単ですよ。
気を付けたいのは、熱々でテーブルに出したいものが一番最後に仕上がるようにすることです。また、常温で食べても美味しいものや、味がしみた方がよいものを先に作り始めるのもポイントです。
このようなポイントをおさえておくだけでも、食事の支度は段取りよく進み時短になります。ぜひ意識して試してみてください!
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