ゴーヤーチャンプルーを、うま味調味料の力で、究極においしく仕上げるレシピです。 ゴーヤーをうま味水(水+うま味調味料)にひたすことによって、程よく苦味が抜け、うま味がプラスされます。 また、うま味たっぷりの卵液で炒めることによって、全体がより味わい深く、あと引くおいしさに仕上がります。 苦味をより減らす方法・最大限に減らす方法は、レシピ工程④に補足として記載しております。 ゴーヤーが好きな方は、いつもよりおいしく。 ゴーヤーが苦手な方は、このレシピでぜひゴーヤーデビューを。
☑️ 豚肉 薄切り肉の部位は、肩ロース肉を使用しました。 お好みで、スパムやハムなどでもお作りいただけます。 豚肉の脂が少ない場合は、加える油を多めにしてください。 ☑️ 木綿豆腐 じっくり炒めることで、水切りは不要。 火の通し方が足りないと水っぽくなってしまうので、中火でじっくり炒めながら水気を飛ばしてください。 ☑️ かつお削り節 粉末の削り粉でも構いません。 かつお節とうま味調味料を一緒に使うと、かつお節のうま味成分「イノシン酸」とうま味調味料のうま味成分「グルタミン酸」との「うま味の相乗効果」で、よりうま味が豊かになり、おいしくなります。
ゴーヤーは縦半分に切り、種とわたをスプーンなどで取り除く。 8mmの厚さに切り、A うま味調味料小さじ1、水500mlを合わせた「うま味水」に15分ひたす。 ザルにあげて水気を切る。 B うま味調味料6ふり、卵2個を溶きほぐしておく。
豚薄切り肉は、こんがりと焼き色をつける。 木綿豆腐があたたまったら、ゴーヤーを加え3分ほど炒め合わせる。
醤油・かつお削り節を加えて味を調え、予め溶きほぐしておいたB うま味調味料6ふり、卵2個をフライパンのふちから回し入れ、大きく混ぜる。 器に盛り付け、お好みでこしょうをふる。
ーーー補足ーーー ☑️ ゴーヤーの苦味をさらに減らしたい場合 ①8mmに切ったゴーヤーを、塩と砂糖でもみ(各小さじ1/3)、10分置く。 ②沸騰させた500mlの湯にうま味調味料小さじ1を加え、①のゴーヤーをそのまま加えて1分ほどゆでる。 ③ザルにあげて水気を切る。 こうすることで、かなり苦味が減ります。 下ゆですることで、ゴーヤーに火が入るので、フライパンでさっと炒め合わせるだけでできて、時短にもなります。 ☑️ 最大限に苦味を減らしたい場合 ゴーヤーの外側、緑色のつぶつぶ部分をピーラーで削ぎ落としてください。(ゴーヤーの苦味成分は、種・わたではなく、外側に多くあります) 苦味成分に栄養があるのですが、お好みで調理に活用してみてください。
392596
2020/08/17 16:43
2020/07/24 20:45
小春(ぽかぽかびより)
料理ブロガー・フードコーディネーター・料理研究家
料理ブロガー・フードコーディネーター。 大学生の子どもたち4人家族。 2005年から書き続けている料理ブログ 【ぽかぽかびより】はほぼ毎日更新。 ▶︎野菜多め、副菜レシピが得意 ▶︎レシピ付き弁当記録が大人気 ▶︎素材の色・食材の持ち味をいかした、関西らしい味付け 企業・食品メーカーへのレシピ開発 雑誌・リーフレットへのレシピ提供 産地取材・料理教室など幅広く活動中。