ふっくら生地が美味しい!小さめピザパン
ピザよりも手軽に作れて、ふっくら生地がおいしいマルゲリータ風のピザパン。小さく成型すると手軽に作れますよ。ピザパン生地をマスターしたら、ふっくらパン生地にお好みの具をのせれば総菜パンに簡単にアレンジできます。具材を変えていろいろと楽しんでみてください。冬休みにお子さんと一緒に作るのも楽しいですね。
マルゲリータ風ピザパンの作り方
【材料(6個分)】
強力粉 140g
薄力粉 60g
砂糖 8g
ドライイースト 3g
水 115~125g
塩 4g(生地用)
オリーブオイル 10g
トマト缶 100g(あらごしのもの)
塩 ひとつまみ(トマトソース用)
モッツァレラチーズ 1個(100g)
粉チーズ・オリーブオイル 各適宜
バジルの葉 6枚
【作り方】
3~5 の工程は基本の丸パンと同じになります。
●基本の丸パンのレシピはこちら
『基本の丸パン。』
1.材料を準備する。
・ピザ生地は準強力粉で作りますが、今回は強力粉に薄力粉を混ぜて代用。薄力粉が入ると生地が伸ばしやすくなります。
・砂糖、ドライイースト、塩、水のほか、オイルはバターではなくオリーブオイルを使います。
・水は人肌(ぬるいお風呂くらい)に温めておきます。
2.生地を混ぜる。
ボウルに半量の粉類と砂糖、イーストを入れて、イーストめがけて水を加えて混ぜます。なじんだら残りの粉類と塩(生地用)、オリーブオイルを加えてさらに混ぜ、ひとまとまりになったら台に出してこねます。
3.生地をこねる。
生地を伸ばしたり叩いたりを繰り返します。バターが生地になじむまでは伸ばしを繰り返して、その後は叩きも加えながらこねます。
4.一次発酵させる。
生地の表面をぴんと張るようにして丸め、とじ目を下にしてボウルに入れます。ぴったりとラップをして、生地が2倍の大きさに膨らむまで温かいところに置いておきます。粉をつけた指で押して、生地が戻ってこなければ発酵完了です。
5.分割する。
生地を台に取り出し、6等分にします。生地を丸めてとじ目を下にして置いたら、かたく絞った濡れ布巾をかけて10分ほど寝かせます(ベンチタイム)。
6.トマトソースを作る。
ベンチタイムの間にトマト缶 、塩(トマトソース用) を混ぜ合わせてトマトソースを作っておきます。モッツァレラチーズは6等分に切っておきましょう。
7.成型する。
生地のとじ目を下にして置き、12cm程度の円形に麺棒で伸ばします。中心から外側に向かって麺棒を動かすようにするときれいな円が作りやすいです。
8 .穴を開ける。
オーブンシートを敷いた天板にのせ、周囲1cmふちを残してフォークで数か所穴を開けます。こうすることで生地が膨らみすぎることを防ぎます。
9.トマトソースを塗り、二次発酵させる。
工程6のトマトソースを塗り、上に好きな具をトッピングします。このまま、温かいところで15分~20分。マルゲリータ風のピザパンにする場合は、具がモッツァレラチーズのみなので、ここではトマトソースを塗っただけで二次発酵します。
10.焼成する。
モッツァレラチーズをのせてオリーブオイルと粉チーズをかけ、230℃に予熱したオーブンで8~10分ほど焼きます。仕上げにバジルの葉をのせて完成。
●このレシピをお気に入り保存する
『マルゲリータ風ピザパン。』
ピザパン生地のアレンジいろいろ
シンプルなマルゲリータ風ピザパンも美味しいですが、ハムやミニトマトなどの具材を追加しても美味しいですよ。ソースをちょっとアレンジすれば、またちょっと違った味わいに。自由にアレンジしてみてください!
ハムやミニトマトを追加でトッピング!
マルゲリータ風ピザパンに、ミニトマトやハムなどの具材をさらにトッピングするのもおすすめです。トマトソースは市販のピザソースでも代用可能。お好みの具材を追加していろいろと試してみてください。
彩りがきれい!ブロッコリーピザパン
トマトソースの代わりに、マヨネーズと粒マスタードを混ぜたものを塗って好きな具をのせたらお総菜パンにもアレンジできます。今回は、玉ねぎ、ウインナー、ブロッコリーをのせ、ピザ用チーズをかけて焼きました。
フライパンで簡単!カルツォーネ風
生地を4分割して大きく丸く生地を伸ばし、具を包んで焼いたらカルツォーネ風にもアレンジできます。フライパンで焼けるので手軽に楽しめますよ。今回はトマト、ハム、モッツァレラチーズ、バジルを挟みました。あつあつをどうぞ!
●詳しいレシピはこちら
『フライパンカルツォーネ。』
いかがでしたか? ピザパンは朝食やおやつにはもちろん、ホームパーティーにもおすすめです。マルゲリータ風ピザから包み焼きのカルツォーネ風まで、アレンジは自在! 冬休みにお子さんと一緒に作るのも楽しいですよ。ぜひ試してみてくださいね。
これまでのパン連載はこちら
・栁川さん家のパンのある生活