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    • 公開日2022/11/28
    • 更新日2022/11/28

    【栁川さん家のパンのある生活~第40回~】おつまみにもおすすめのガーリックフランスと明太フランス。

    「シンプルな料理をより美味しく!」をモットーに、毎日食べても飽きない「おうちごはん」が得意な栁川かおりさん。インスタグラムやブログではパンレシピを度々アップし、定評を集めています。そんな栁川さんに、「栁川さん家のパンのある生活」と題し、パンのこね方から、アレンジ方法まで幅広くご紹介していただきます。今回は、ガーリックフランスと明太フランス。ソフトフランスのアレンジレシピです。ぜひ作ってみてくださいね。

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    【栁川さん家のパンのある生活~第40回~】おつまみにもおすすめのガーリックフランスと明太フランス。

     

    簡単に作れる、ガーリックフランスと明太フランス。

    配合をハード系のパンに近づけた、ソフトフランス生地のアレンジ。焼くときに、ガーリックバターまたは明太バターをのせるだけで作れちゃいますよ。ちょっとしたおつまみにもおすすめのレシピです。

     

    ガーリックフランスと明太フランスの作り方

    【材料(4本分)】
    強力粉 120g
    薄力粉 40g
    砂糖 5g
    ドライイースト 2g
    塩 3g
    水 110~120g
    パセリ(お好みで)
    〈ガーリックフランス〉
    有塩バター 20g
    にんにく 1片
    〈明太フランス〉
    有塩バター 20g
    明太子 40g

    【作り方】
    今回のパン生地は、「ミルクフランス。」や「ベーコンエピ。」と同じものを使います。

    ●詳しいレシピはこちら
    『ミルクフランス。』
    『ベーコンエピ。』

    1.材料の準備をする。
    ・強力粉と薄力粉を合わせておきます。
    ・大きいボウル(ボウルA)に半量の粉類、砂糖、ドライイーストを入れます。
    ・小さいボウル(ボウルB)に残りの粉類と塩を入れます。
    ・水は人肌にあたためたものを使います。

    2.生地を混ぜる。
    ボウルAのイーストめがけて水を加え、粘りが出てなめらかになるまでヘラで手早く混ぜます。ボウルBを加えてさらに混ぜ、ひとかたまりになったら台にだしてこねていきます。

    3.生地をこねる。
    生地を伸ばしたり叩いたりをくり返しながら、表面がなめらかになるまで5~10分ほどこねます。

    4.一次発酵をする。
    生地の表面をぴんと張るようにして丸め、とじ目を下にしてボウルに入れてぴったりとラップをし、2倍の大きさに膨らむまで暖かいところにおきます。発酵時間はオーブンなどの発酵機能を使うと40℃設定で30~60分。粉をつけた指で押して、戻ってこなければ発酵完了のサインです。

    5.分割する。

    ガーリックフランスと明太フランス

    一次発酵がおわったら生地を台に出して4等分にして丸めます。とじ目を下にしておき、かたく絞った濡れ布巾をかけて10分おきます。(ベンチタイム)

    6.成形する。

    ガーリックフランスと明太フランス

    生地をひとつ取り出してとじ目を下にして台におき、麺棒で細長い楕円形に伸ばします。

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    ガーリックフランスと明太フランス

    ガーリックフランスと明太フランス

    生地を横長に置き、手前から巻いていきます。巻き終わりは、とじ目を指でつまんでしっかりと閉じます。軽く転がして形を整えてください。残りも同様に成形しましょう。

    7.二次発酵をする。

    ガーリックフランスと明太フランス

    ガーリックフランスと明太フランス

    とじ目を下にして、キャンパス生地のパンマットにパン生地を並べます。きれいな形のまま二次発酵させるための、布取りをします。パン生地両脇のパンマットをつまんで立たせましょう。乾燥させないように上からパンマットをかぶせて、かたく絞った濡れ布巾をのせ、暖かいところで二次発酵します。(オーブンでの発酵40℃の場合、30~40分ほどになります)

    ご自宅にパンマットがないときは、使用する水を100~110g程度にして、オーブンシートを敷いた天板に並べてのせて二次発酵させてください。

    8.トッピングを作る。
    二次発酵をしている間に、ガーリックフランス用のバターと明太フランス用のバターを作っていきましょう。

    ガーリックフランスと明太フランス

    【ガーリックフランスの場合】
    室温に戻したバターに、にんにくをすりおろして加え、混ぜておきます。

    ガーリックフランスと明太フランス

    【明太フランスの場合】
    室温に戻したバターと明太子を混ぜておきます。

    9.切り込みを入れる。

    ガーリックフランスと明太フランス

    ガーリックフランスと明太フランス

    二次発酵が終了したら、オーブンシートを敷いた天板に並べてのせます。このとき、生地はそっと持ち上げてください。茶こしなどで強力粉(分量外)を薄くふり、ペティナイフなどのよく切れるナイフで表面に1本切り込みを入れていきましょう。切り込みは、深めにしっかり入れてください。

    ガーリックフランスと明太フランス

    ガーリックフランスの場合は、先ほど作ったガーリックバターを切れ目にのせて焼きます。

    ガーリックフランスと明太フランス

    明太フランスの場合は、切り込みにオリーブオイルを少しかけて焼きます。オイルをかけると、切り込み部分が高温になり、開きやすくなります。

    10.焼成する。
    オーブンを280℃で予熱しておき、8〜10分焼きます。オーブンにスチーム機能がついている場合は、はじめの3分間スチームを入れます。スチーム機能がない場合は、オーブンに入れる前に霧吹きで水をかけてから入れると、表面がパリッと焼き上がります。

    ガーリックフランスと明太フランス

    明太フランスの場合は、焼き色が薄く付くくらいで一度取り出し、上に明太バターを塗ります。オーブンの設定を180℃に変更してもう3〜5分焼きましょう。

    ガーリックフランスと明太フランス

    焼き上がったら、お好みでみじん切りのパセリをふって、できあがりです。

    ●このレシピをお気に入り保存する
    『ガーリックフランスと明太フランス。』

     

    ソフトフランスは、ミルクフランスやベーコンエピなどいろいろなアレンジレシピがあります。今回ご紹介したガーリックフランスや明太フランスは比較的簡単なうえ、おつまみなどにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。

    これまでのパン連載はこちら
    ・栁川さん家のパンのある生活

     

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