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  • 公開日2021/07/30
  • 更新日2021/07/30

【栁川さん家のパンのある生活~第28回~】型を使わないフォカッチャ

「シンプルな料理をより美味しく!」をモットーに、毎日食べても飽きない「おうちごはん」が得意な栁川かおりさん。インスタグラムやブログではパンレシピを度々アップし、定評を集めています。そんな栁川さんに、「栁川さん家のパンのある生活」と題し、パンのこね方から、アレンジ方法まで幅広くご紹介していただきます。今回は、フォカッチャ。二次発酵が必要ないフォカッチャは夏におすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。

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【栁川さん家のパンのある生活~第28回~】型を使わないフォカッチャ

 

型を使わないフォカッチャを作る。

夏はなぜかフォカッチャを作りたくなります。二次発酵いらずなのでいつものパンより短時間で作れるのがうれしいポイント。いつもは型に入れて厚めに焼くのが我が家の定番フォカッチャですが、今回は型を使わずにトッピングで楽しみます。

 

トッピングフォカッチャの作り方

【材料(2枚分)】
準強力粉 200g (薄力粉40g+強力粉160gでも代用可能です)
砂糖 8g
ドライイースト 3g
塩 4g
オリーブオイル 10g
水 115~125g
オリーブ(種なし) 適量
粉チーズ 適量
ローズマリー 適量
黒こしょう 適量

【作り方】
ベースの生地は「厚焼きフォカッチャ」と同じものですが、今回は型に入れずに丸くのばして、上にトッピングをのせて仕上げます。フォカッチャは、やわらかいけれどふわふわ過ぎない焼き上がりにするので二次発酵はしないレシピです。

●厚焼きフォカッチャのレシピはこちら
『厚焼きフォカッチャ。』

1.材料を準備する。


・大きいボウル(ボウルA)に準強力粉の半量と砂糖、ドライイーストを入れます。
・小さいボウル(ボウルB)に残りの準強力粉と塩を入れます。
・オリーブオイルは計量しておき、水は人肌に温めたものを使います。

2.生地を混ぜる。

ボウルAのイーストめがけて水を加え、粘りが出てなめらかになるまでヘラで手早く混ぜます。

ボウルBとオリーブオイルを加えてさらに混ぜ、ひとかたまりになったら台に出してこねていきます。

3.生地をこねる。

生地を伸ばしたり叩いたりを繰り返し、5〜10分ほどこねます。

4.一次発酵をする。

生地の表面をピンと張るようにして丸め、とじ目を下にしてぴったりとラップをし、2倍の大きさに膨らむまで暖かいところに置きます。発酵時間はオーブンなどの発酵機能を使うと40℃設定で30~60分。粉をつけた指で押して、戻ってこなければ発酵完了のサインです。

5.分割する。

2倍に膨らんだらガスを抜いて台に出し、2等分にして丸めます。再度、表面がピンと張るように丸めてとじ目を下にして置き、かたく絞った濡れ布巾をかけて15分寝かせます。(ベンチタイム)

6.生地を伸ばす。

生地を取り出して、ひとつずつとじ目を下にして麺棒で手のひら大の円形に伸ばします。はじめに麺棒を十字に押し付けてから、中心から外に向かって麺棒を動かすようにして伸ばします。

7.形を整える。

オーブンシートを敷いた天板にのせ、手で軽く押しながら形を整えます。形を整えたら、表面に薄くオリーブオイル(分量外:それぞれ小さじ1くらい)を塗り、指で数か所穴を開けます。

天板に指が届くくらいしっかりと押し付けてOKです。

8.トッピングをのせる。

1枚は穴の部分に半分に切ったオリーブの実を埋め込み、ローズマリーと黒こしょうをふります。もう1枚は粉チーズを全体にふりかけ、ローズマリーと黒こしょうをふります。

9.焼成する。

210℃に予熱したオーブンで12~15分焼き、網にのせて冷まします。

トッピングは塩味のあるものをのせると美味しいです。野菜など塩分のないものをのせるときは塩をふってくださいね。

●このレシピをお気に入り保存する
『トッピングでたのしむフォカッチャ。』

型を使わず、二次発酵もなしで作れるフォカッチャを紹介しました。トッピングをのせてそのまま食べられるのでお子さまのおやつにもおすすめです。ぜひ作ってみてください。

 

これまでのパン連載はこちら
・栁川さん家のパンのある生活

 

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