仏語のブッフは「牛」、ブルギオンは「ブルゴーニュ」の意。牛肉のブルゴーニュ風煮込みは代表的なフランス家庭料理です。牛肉をワインに漬け込んでから煮込むので、コクがあってとても柔らか。ブルゴーニュ産のワインがあれば、豪華なディナーになります。
漬け込むワインは赤ワインなら何でもOKですが、本格的にしたい時はブルゴーニュ産のワインを使って下さい。
牛肉は余分な筋や脂を取って、5~6cmの大きさに切る。ペコロスは皮をむき、ミニキャロットは大きいようなら2等分にする。セロリは3~4cmの長さ、にんにくは皮をむいて叩きつぶす。
バットに赤ワインと1の材料、ローリエを入れ、一晩漬け込む。
牛肉はバットから取り出して水気を切り、両面に塩、こしょうする。オリーブオイル大さじ1を熱したフライパンで焼き、一度取り出す。
鍋に残りのオリーブオイルを熱し、ワインから引き上げた野菜類を炒める。そこへ3の肉を戻して漬け込んでいたワインを入れ、半量になるまで煮詰める。
フォンドボーと水を加え、沸騰したら弱火にして時々アクを取り、牛肉が柔らかくなるまで2~3時間煮込む。ローリエを取り出し、塩、こしょうで味を整える。食べる時に器に盛り、あればフレッシュローズマリーを飾る。
ワインを合わせるなら、ブルゴーニュ産の赤ワインを。 もしくはブルゴーニュ産赤ワインと同じ種類のピノ・ノワール種のぶどうで造られたワインがお勧め!
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小野 孝予
2006年に自宅で家庭料理をテーマにした料理教室を開始。 手軽に入る食材を使い、なるべく簡単で短時間に出来る料理を紹介しています。 また大好きなチーズとワインについても、お話しして行きたいと思っています。