豚肉ときくらげとたまごを炒めた、中華料理屋のアレです。シンプルな食材だけどしっかり作ればごちそうに!コツを伝授します。
①回鍋肉の応用 ②たまごは揚げるイメージ ③化粧油
それぞれ以下のように準備しておく 豚バラ肉…4cm幅に切る たまご…割り溶いておく きくらげ…ぬるま湯で戻して食べやすい大きさに切る ちんげん菜…茎と葉に切り分けておく
「豚バラ肉」 厚切りで焼き肉用のタイプがオススメ。
「料理酒」 全体にまんべんなくかけて。
「漬け込む」 10分ぐらい。
「熱湯」 多めに沸かして。
「火を止める」 要は肉を60度前後で加熱したいんです。
「全部一気に入れる」コツ① ここから茹でます。これが回鍋肉的な"回"の部分(戻すという意味があり、茹でてから炒めるの意)
「肉の色が変わるまで混ぜる」コツ① 混ぜないとくっついちゃうので、お忘れなく。
「肉の色が変わったら取り出す」コツ① 言わずもがなですが。この時、取り出す容器にキッチンペーパーをしいておいて。
「キッチンペーパーで水気を切る」コツ① こんな感じでおおいかぶせて。これをやらないと後で焼き色がつきません。
「サラダ油」コツ② 揚げるイメージで炒めたいので多めに。
「十分に温める」コツ② 温めておくことで、たまごを入れた時に気泡が発生してふっくら仕上がります。
「たまご」コツ② よく溶いたものを。
「大きくかき混ぜる」コツ② 手早くぐるぐるっと。
「目指すべき状態」コツ② こんな感じでふわふわになります。
「たまごを取り出す」 一旦、鍋から逃します。
「さっきの肉」 ジューっとなるように鍋は熱い状態で。
「焼く」 あまり触らずに焼いて、軽く焼き色をつけます。
「目指すべき状態」 こんな感じで軽めの焼き色を目指して。他の食材が淡白なので肉に焼き色がつきすぎると主張が強いというわけ
「ちんげん菜」 まずは茎の部分のみを。
「きくらげ」 フツーにぬるま湯で戻したものを。
「炒める」 ここではざっと、全体に油がまわる程度。
「ちんげん菜」 今度は葉の部分。これが炒め時間のタイマーになります。
「炒める」 ちんげん菜の葉が丸まってくるので、それまでの時間をタイマーと考えるとうまくいきます。
「目指すべき状態」 写真を拡大して葉の丸まり具合を要確認。
「中華スープの素」 ウエイパー/創味シャンタン的なやつを。
「オイスターソース」 旨味のカナメなのでたっぷりと。
「醤油」 ちょこっとね。香りづけの意味が強いです。
「炒める」 調味料が絡んで色がついてくるので、そこまで炒めていきます。
「目指すべき状態」 調味料を入れる前後で写真を比較するとわかりやすいかと。
「たまごを戻し入れる」 ここでたまごを入れます。調味料の色がつくとたまごの黄色がキレイに残らないので。
「炒める」 あくまでもサクッと。
「火を止める」コツ③ 最後のコツに入るための準備です。
「ごま油」コツ③ 中華の王道技法"化粧油"です。料理に油の香り、ツヤ感、喉越し感を足します。
「軽く和える」コツ③ あくまでも油をまわすイメージです。
「完成」 やってみると簡単。でも、マジで旨い。
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こじまぽん助
分子調理学研究家・ビデオグラファー
料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー ・WEB CM 制作 ・レシピ開発 ・パッケージ写真 ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々 ・WEB CM 制作 ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等) ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等) ・TV CM 制作 ・短編ドラマ制作 ・SNS 運用支援 ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員> ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜) ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜) ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜) ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜) ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)