春先は桜鯛(真鯛)がおいしい季節です。切り身で炊くのも簡単ですが、旨みが濃くてお手頃価格のアラを使うのもおすすめ。 薬膳的には、雨の日の不調やむくみが気になる時に。
鯛の頭部分のウロコは取りにくいので、皮目を上にして置いて炊き、皮ごと取り除くと簡単です。
米を洗う。 鯛に鱗がついている場合は軽くこそいでおく。
炊飯器に洗ったお米とA 酒大さじ2、みりん小さじ2、しょうゆ小さじ2、塩ひとつまみ、だし昆布10cm角を入れ、 内釜の2合のラインまで水を加えて、 30分程度おく。
鯛のアラに塩(分量外)を振って5分程度おく。
鯛のアラの水分を拭き取り、皮目を上にして炊飯器に入れ、 上から酒を振りかけた後、炊飯スイッチを入れる。
炊き上がったら、いったんアラを取り出して 骨から身を外して、さっくりとごはんに混ぜる。 ふんわりとおむすびにして青ねぎを散らす。
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タナカトウコ
薬膳料理家・フード系ライター
広告会社勤務を経て、食まわりのフリーランサーに。レシピ提案、取材執筆、講師、コンサル、商品プロデュース、イベント企画などに携わる。食に関する保有資格は、野菜ソムリエプロ、漢方カウンセラー、薬膳アドバイザー、ベジフルビューティーアドバイザー等。50代になった現在、社会人大学生として自然地理&人文地理の側面から食の学びを深耕中。モットーは「かわいく、たのしく、おいしく、ヘルシー」だが、時々やさぐれモードが発動してジャンクレシピを提案することがある。