甘酸っぱくてついつい手が出る！台湾の定番お土産「鳳梨酥（フォンリースー）」
台湾のお菓子の定番、鳳梨酥（フォンリースー）。鳳梨はパイナップル、酥はバターやクッキーのことで、いわゆる「パイナップルケーキ」です。
ほろほろとやわらかいクッキー生地にパイナップルジャムのような餡が入っていて、日本人にも好まれる甘酸っぱいこのお菓子は、お土産としても人気ですが最近では日本にもお店がちらほら。私の教室のある自由が丘にもひとつ台湾発の専門店があります。
懐かしさもありながら中華菓子でも洋菓子でもない美味しさで、ときどき無性に食べたくなる、なんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
こちらでご紹介するのは、クッキー生地にホットケーキミックスを、餡にはパイナップル缶を使用して、ご家庭でもすぐに楽しめるレシピです。お店で売られているものは専用の型に入れて焼き上げていますが、今回は特別な道具は使わずに包むだけで簡単に仕上げます。
特別な材料不要！台湾風パイナップルケーキの作り方
【材料】
パイナップル（缶詰）…300g
Aパイナップル缶のシロップ…大さじ4
A砂糖（できればきび砂糖や三温糖）…大さじ4
バター…60g
溶き卵…1個分
ホットケーキミックス…200g
粉チーズ…小さじ4
【下準備】
バターを室温に戻しておく。
【作り方】
1．パイナップルをみじん切りにして、材料Aとともに鍋に入れ火にかける。ときどき木べらで崩すようにして混ぜながら中火で煮詰めたら、完全に冷ましておく。
2．室温に戻したバターをボウルに入れてハンドミキサーで練り、なめらかになってきたら溶き卵の半量を少しずつ加えてさらに混ぜる。
溶き卵を一気に入れると分離しやすいので、2回に分けてくださいね。
3．2にホットケーキミックスの半量を加えてゴムベラで切るように混ぜる。残り半量の溶き卵を入れてから、残り半量のホットケーキミックスと粉チーズを入れて、再び切るように混ぜてからひとまとめにする。
粉チーズのおかげでホットケーキミックスだけでは出ないコクのあるクッキー生地になります。なくてもできますが、入れるのが断然おすすめです！
4．3を四角く整えて、ラップに包み冷蔵庫で30分以上寝かせる。
一度寝かせることで、生地がダレずに扱いやすくなり、ヒビ割れもしにくくなります。
5．寝かせた生地を6等分にカットし、それぞれ麺棒で10cm×10cm位の正方形に伸ばす。
1の餡の1/6量を生地の中央にのせ、4つの角を中央に向かって折ったら指で綴じ目をしっかり留める。（必要に応じて打ち粉をふる）
生地を折った時に重なり合う外側の部分を少し薄めに伸ばしておくと、包んだ時に厚くなり過ぎず餡とのバランスが良くなりますよ。
餡は減らさずに分量通り包んでくださいね。
6．クッキングシートを敷いた天板に、綴じ目を下にして並べて四角く形を整える。
7．予熱を入れた170度のオーブンで、焼き色が付くまで18分ほど焼く。両面に焼き色が付くように、途中で1回上下を返す。
お店で売られているものは型を使用して上下の生地に焼き色を付けていますが、今回は型を使わず上下を返すことで全体をしっかり焼きます。
冷めたら一口大に切って召し上がれ。
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『ホットケーキミックスで簡単☆台湾パイナップルケーキ』
人気の台湾のお菓子も、ホットケーキミックスとパイナップル缶でこんなに手軽に作れます。一口大にカットし、ワックスペーパーで包んでプレゼントや手土産にするのもおすすめです。いつものお菓子とちょっと違って、作る人も食べる人もきっとワクワク楽しくなれるはず。お休みや連休にぜひ作ってみてくださいね。
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