栗の皮を剥いて保存する際、きれいな黄色をキープしたまま保存できるコツをまとめました。 栗の季節は終盤ですが、いまのうちに皮を剥いて冷凍しておけば、 しばらくはおいしい栗ご飯が味わえますよ!
▶︎表面だけ火を通し、砂糖を塗すことで保湿しています。(保湿性、保水性を利用) ▶︎冷凍保存せずにすぐに栗ごはんを炊く場合も、このひと手間をかけると鮮やかな色のまま炊き上がります。
工程を分かりやすく動画にしています。30秒程度ですのでぜひご覧ください。 ※砂糖の量は、剥き栗200〜250gに対して大さじ1を目安にしてください。
1.生栗は新鮮なうちに剥く ━━━━━━━━━━━━━ 鮮度が落ちると、水分が抜けます。 鬼皮をやわらかくするため洗ってたっぷりの水に浸け、ひと晩置く。 (熱湯につけてすぐ剥く方法もありますが、渋皮がブヨブヨと剥きにくくなるので私は水に浸けています。やりやすい方法でどうぞ。)
2.渋皮をきれいに取り除く ━━━━━━━━━━━━━ 包丁(またはペティナイフ)を座(ザラザラしたおしりの部分)に入れ、手前に引くようにして剥く。 動画では渋皮を剥く工程を省いていますが、野菜用のピーラーを使っています。渋皮をきれいに取り除くと、より鮮やかな黄色に。 ▶︎ストーリーにリンク貼ります🖇 (手が心配な場合は厚手ビニール手袋や指サック推奨)
4.軽く茹でる ━━━━━━━━━━━━━ 表面の色が鮮やかな黄色になるまで2分程度茹でる。 火を通すことが目的ではないので、中は固いままで大丈夫(逆に茹ですぎると煮崩れます)
5.栗が熱いうちに砂糖をまぶす ━━━━━━━━━━━━━ 栗が熱いうちにポリ袋(またはジッパー付きの保存袋)に入れ、 砂糖をまぶして手で袋の外からやさしく揉むようにして全体にまぶす。 砂糖が溶けて全体にしっとりつやっとすれば完了。そのまま冷まして空気を抜いて口を閉じ、冷凍する。 ※動画では120度まで耐熱のアイラップを使っています。 ※炊く場合は冷凍のまま炊いてOK。砂糖はさっと水で流しても、そのまま炊いてもお好みでどうぞ。
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むっちん(横田睦美)
料理家
2003年に日本菓子専門学校を卒業後、都内のパティスリーに勤務。 業務用調理食材専門店に勤めるかたわら、料理教室のアシスタントで経験を積む。 食品メーカーの営業を経て、現在は料理家として活動中 現在は企業向けのレシピ開発のほか、雑誌やラジオなどでも活躍中。 おもに食品メーカーへのレシピ提案、webメディアでのコラム執筆等を行い、 著書に「極上だれでパパッとごはん(ワン・パブリッシング)」がある。 https://one-publishing.co.jp/books/9784651200965/ 【セミナー実績】 アメリカ産のナッツ・ドライフルーツをテーマにした単発のオンラインセミナーで講師を務める。 (レシピサイトNadia・アメリカ大使館農産物貿易事務所 (ATO)共催) https://www.instagram.com/p/CgXqJIrs7w1/ https://www.instagram.com/p/ChF8eAgreMN/ https://www.instagram.com/p/ChF8eAgreMN/ 【おもな出演番組、雑誌掲載】 テレビ出演 日本テレビ「ZIP!」https://www.ntv.co.jp/zip/ ラジオ出演 TBSラジオ「ジェーン・スー 生活は踊る」 https://wp-manage.tbsradio.jp/598657 https://www.tbsradio.jp/articles/detail/?id=48421 https://www.tbsradio.jp/articles/64833/ 雑誌掲載 「たまひよ」「with」「Nadia マガジン vol.1〜vol.10」ほか 【SNS】 Instagram:https://www.instagram.com/muccinpurin/ レシピサイトNadia:https://oceans-nadia.com/user/l46865 YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCpnqiOg27MAHQ9pAEzjAvwA 2021年5月初の著書となる『極上だれでパパッとごはん』を発売。