イワシの旬の季節にフライや煮つけなどもおいしいですが、青魚のにおいを軽減するために我が家ではよくオイルサーディンを作ります。市販のものより塩分も控えめにできるのと、作り置きできるのでサラダやおつまみ、パンにはさんでサンドイッチや、トマトで軽く煮込み料理に、様々なお料理に調味料の役目としても活躍します。
弱火でゆっくり火を通してふっくら仕上げることがポイントです。油の温度が高いと水分が早く出てしまって硬く仕上がります。基本、とろ火程度の火加減でほったらかしできるので、ほかの調理の合間に作ることができます。鷹の爪を入れてさらに保存性も高めているので保存容器で1週間ほど楽しめます。
イワシの両面に塩を振り、5分ほど置き、余分な水分をペーパーなどで拭いておく。
鍋にオリーブオイル、菜種油、①を平らになるように入れ、皮を剥いたにんにく、ローズマリー、タイム、ローリエ、鷹の爪を載せ、蓋をしてごく弱火で15分煮込み、そのまま冷ます。
保存容器に移し替えて冷蔵庫で冷やす際は、ハーブ類は取り除く。
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越智 美恵子
ケータリング料理人・調理師 →都内でホームパーティーや企業様の展示会などのケータリングサービスを主に、株式会社Nutrientsを運営しています。今まで訪れた国や地域で出会ったたくさんのおいしいものを,家庭でも再現出来るように考えています。調理師免許を取得しているので、料理の基本もお伝えできればと思っています。