冬の代表魚「たら」はどんな調理法とも合う!
たらは魚へんに雪と書く魚で、その文字通り冬に旬を迎えます。
たらには「真鱈」と「スケトウダラ」などがいますが、切り身でよく売られているのは「真鱈」です。一方、「スケトウダラ」は練り製品などに加工して使われることが多いです。私たちがよく食べている「たらこ」は「スケトウダラ」から作られています。
白身魚のたらは、淡白な味わいでどんな調理法とも合います。この時期ならではのたらを、煮物や焼き物、揚げ物などいろいろな料理に使いましょう。
冬太りに強い味方!たらの栄養
たらは脂質の少ない白身魚で、低カロリーなのが特徴です。一般的な魚と比較してみましょう。すべて100gあたりです。
鮭:約140kcalマグロ:約110kcal鱈:約80kcal
ほかの魚と比べて、たらが低カロリーなのがわかると思います。
「イベント続きで食べすぎてしまい、太ってしまった…」という方も低カロリーのたらなら安心して食べられそうですね。
たらにはそのほか、脂質の代謝や赤血球の生成に関わっているビタミンB12などの栄養素も含まれています。
たらの保存は冷凍or調味料漬け
たらの切り身は傷みやすいので、その日のうちに食べ切れない時はキッチンペーパーで水気をふきとり、ラップに包んで冷凍保存しましょう。
もう1つのおすすめは、味噌漬けや粕漬けにして冷蔵庫で保存する方法。切り身のたらの水気をふきとり、味噌などの調味料に漬け込むだけです。冷蔵庫で保存し1週間以内に食べきりましょう。
たらを使ったおすすめレシピ
冬の鍋料理とホームパーティーに使えるたらのレシピを紹介します。どちらも簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみてください♪
たらチゲ鍋
淡白な味わいのたらは、少し辛めの鍋料理によく合います♪ 具材をどんどん入れて煮込むだけなので簡単ですよ。
【材料(2~3人分)】たら…2切れ白菜…1/6株長ねぎ…1/2本えのき…1/4株春雨(乾)…20g油揚げ…2枚絹ごし豆腐…150g薬味ねぎ…1本ごま油…大さじ1/2コチュジャン…小さじ1豆板醤…小さじ1/2おろしにんにく…小さじ1/2中華風顆粒だし…小さじ1水…300ml
【下準備】・白菜・えのきをざく切り、長ねぎを斜め千切り、薬味ねぎを小口切り、たら・油あげ・絹ごし豆腐を一口大の大きさに切る
【作り方】1.鍋にごま油を入れて弱火にかけ、おろしにんにく、コチュジャン、豆板醤を加えて香りが出るまで炒め、水、中華風顆粒だしを加えてフツフツとするまで煮る。2.1に白菜、長ねぎ、えのき、油揚げを加えて蓋をして弱火で5分煮る。3.2に春雨、絹ごし豆腐、たらを加えて蓋をして弱火で5分煮る。4.薬味ねぎをかざる。
詳しいレシピはこちら
ホットケーキミックスで作る♪たらフリッター
ホームパーティーなどにおすすめのたらのフリッター♪ ホットケーキミックスと片栗粉で作る衣は、サクサクふわふわでGOODです!
【材料(3~4人分)】たら…4切れホットケーキミックス…40g片栗粉…30g卵…1個水…大さじ1と1/2塩…少々サラダ油…適量
【下準備】・たらは皮と骨を取り除き、一口大に切る
【作り方】1.ボウルに卵を溶きほぐし、ホットケーキミックス、片栗粉、塩を加えて混ぜる。2.鍋にサラダ油を入れ火にかけ、たらを1にくぐらせ、180度で3〜4分ほど揚げ色がつくまで揚げる。
詳しいレシピはこちら
冬が旬のたらはどんな料理にも使える♪
いかがでしたか? たらの栄養や保存法、おすすめレシピを紹介しました。たらはどんな調理法にも使うことができるので「いつもは鮭でやっているけど、今日はたらにしてみよう」というように使うのもおすすめです。ぜひ、いろいろな料理に使ってみてくださいね。
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