田舎おやつ「がんづき」
立ち上る湯気が一層おいしさを感じさせてくれる蒸しパンの一種の「がんづき」は、岩手や宮城の郷土菓子です。
蒸かしたては幸せを感じるほどの美味しさ! 地味な見た目ですが、ふわふわな生地、やさしい黒糖の甘みにファンがとても多いお菓子です。この時期、お部屋の乾燥対策にも蒸しものはもってこいですよ!
【材料(作りやすい分量)】
A薄力粉…150g
A塩…ひとつまみ
A重曹…小さじ1/2
B黒糖…150g
B水…150ml
米酢…大さじ1
くるみ…20g
黒ごま…大さじ1
【作り方】
【下準備】…ケーキなどの型(今回は15cm)を用意し、クッキングシートを型より少し大きめに丸く切り、ふちから中心に向かって4~5cmの切込みを何ヶ所か入れて型に沿うように準備しておきます。
蒸篭に水を入れて沸かしておきます。蒸し器の場合は、水滴防止にふたに布を固定させておきます。
1.鍋に【B】を入れて弱火にかけ、ゴムベラを使って黒糖をよく溶かし、冷ましておきます。
2.ボウルに【A】を入れホイッパーで全体をよく混ぜたら、1を一気に加えてホイッパーでよく混ぜ合わせます。
3.米酢を加えてさらに混ぜたら、型に流し入れてクルミと黒ごまを散らします。蒸し器に入れて、強めの中火で25~30分くらい蒸します。
火が通っているか竹串をさしてチェックしてみてください。
黒糖はなかなか溶けてくれないので、弱火にかけながら5分位ゴムベラで混ぜるのがポイント。もしあれば、パウダータイプの黒糖だときれいに生地になじんでくれます。
●詳しいレシピはこちらをどうぞ。
『田舎おやつ がんづき。』
りんごと生姜のポカポカ葛湯
寒い日に飲むとろりとした葛湯が好きという方も多いのではないでしょうか?
くず粉をお湯で溶くだけの葛湯も、+αの食材を加えれば立派なプチスイーツに! 旬のりんごを加えればボリュームもアップし、ヘルシーなスイーツ感覚で美味しく食べられます。相性の良い生姜はピリッと辛いアクセントになり、身体も温まります。
【材料(2人分)】
りんご…1/4個
Aくず粉…20g
Aきび糖…30g
A水…300ml
生姜…1片
【作り方】
1.りんごは皮付きのまま5mmくらいの角切りにします。平らな皿にのせてラップをして、600wの電子レンジで2分半加熱します。
2.鍋に【A】を入れてゴムベラで混ぜながら加熱します。鍋肌から固まってくるので、よくかき混ぜながら、透明になるまで加熱します。
3.加熱したりんごとすりおろした生姜を2に加えて混ぜ合わせ、ひと煮立ちさせたら出来上がりです。
●詳しいレシピはこちらをどうぞ。
『りんごと生姜のポカポカ葛湯』
豆好きさんの黒豆汁粉
一般的な汁粉と言えば、小豆を使ったものですがこちらは黒豆を使ったもの。汁粉に使う豆が違うだけで香りや味がこんなにも変わります。
黒豆の特徴と言えば独特の風味。豆好きさんにはたまらない濃厚なおいしさです。黒豆煮から展開して作れるので、お節料理の残りや市販の黒豆煮で手軽に作る事ができます。
【材料(2人分)】
黒豆煮…200g
煮汁または水…100ml
牛乳…200ml
切り餅…3個
黒豆煮(飾り用)…適量
【作り方】
1.黒豆煮と、煮汁または水を、ミキサーかフードプロセッサーにかけて撹拌します。
2.1を鍋にあけて、牛乳を加え加熱します。煮汁の代わりに水を加える場合は、お好みで小さじ2の砂糖を加えてください。
3.切り餅は食べやすいように半分に切り、少し焼き色がつくまで焼きます。器に焼いた餅と2を盛ったら、飾りに黒豆を散らします。
●詳しいレシピはこちらをどうぞ。
『豆好きさんの黒豆汁粉。』
いかがでしたでしょうか? 寒い冬は苦手な方も多いと思いますが、寒さのおかげで温かいものが一層おいしく感じられるものです。あったか和スイーツでほっこりとしたひと時を過ごしてくださいね。
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