実は使い勝手のよい「あんこ」!冬に食べたいホットスイーツをおうちで楽しもう
お正月に買う方が多いと思いますが、季節問わず美味しく食べられる市販の小豆やあんこ。あんこを温めると小豆の風味もよりいっそう感じられるので、ホットスイーツにすることであんこの違った美味しさや魅力を感じることができます。
市販の小豆やあんこは、和菓子作りにはもちろんのこと、ストックしておくといろいろ使える優れものなんです。
まずは食パンにバターと一緒に塗れば喫茶メニューでも人気のあんバタートーストに。クレープや市販のパイ生地と合わせれば洋風スイーツに早変わり。ホットミルクやミルクティー、無糖タイプのココアなどにお砂糖代わりにあんこを加えても美味しいんですよ。
スイーツだけでなく、小豆を柔らかく煮たかぼちゃと合わせて“いとこ煮”にすれば、作り置きおかずとしても活躍してくれます。
あんこの上手な保存方法
市販のあんこは量が多めなので、少量だけ使って1週間程度ですぐまた食べる予定があるという場合は、冷蔵保存するのがおすすめです。
冷蔵保存する際は、清潔な容器に移してラップをして乾燥を防ぎましょう。
また、たくさん残ってしまっている場合やしばらく使う予定がない場合には、早めに冷凍保存してしまいましょう。
まず、ラップやジッパー付きバッグに移します。できるだけ空気に触れにくい状態にすることで、あんこを乾燥から守り、臭い移りの心配もなくなります。冷凍庫で1~3ヶ月ほど保存可能ですが、だんだん風味が落ちてきてしまうので早めに食べるようにしましょう。
たくさん冷凍保存する場合は、ジッパー付きバッグにあんこを薄く広げてのばし、板チョコのように筋をつけて冷凍するのがおすすめです。必要なときに必要な分だけ折って手軽に使うことができるので便利ですよ。
寒い日に食べたいやさしい甘さ♪小豆とあんこで作るホットスイーツ4選
ベトナムのおしるこ。バナナと小豆のチェー
ココナッツミルクをベースに、フルーツや豆などを加えて作るベトナムスイーツのチェー。ちょっと塩気の効いた温かいココナッツミルクとゆで小豆、バナナの相性がぴったりです。お好みでさつまいもを加えるのもおすすめです。
【主な材料】
ゆで小豆缶詰
ココナッツミルク
バナナ
乾燥タピオカ
塩
●詳しいレシピはこちら
『あったかベトナムスイーツ バナナとあずきのチェー』
ごろっと入ったさつまいもがアクセント!熊本の郷土菓子「いきなりだんご」
さつまいもとあんこの甘さ、そして生地のしょっぱさがちょうどいい素朴な郷土菓子です。蒸したてのさつまいものホクホク感、もっちり生地とあんこのバランスがくせになります。
【主な材料】
さつまいも
こしあん
薄力粉
もち粉
有塩バター
●詳しいレシピはこちら
『熊本の郷土菓子 いきなりだんご。』
りんごで爽やか風味に!絹ごし豆腐の豆花風スイーツ
昨年から日本でも人気のヘルシー台湾スイーツ「豆花(トーファー)」。こちらは豆花を一から作らずに、絹ごし豆腐を使って手軽に仕上げるレシピです。少し酸味の効いた煮りんごを作り、そのシロップとゆで小豆を加えて甘すぎないさっぱりしたヘルシースイーツに!
【主な材料】
絹ごし豆腐
ゆで小豆缶詰
りんご
砂糖
レモン汁
●詳しいレシピはこちら
『絹ごし豆腐の豆花風スイーツ』
あんこだけで作るよりまろやか♪さつまいもの豆乳ぜんざい
生のさつまいもの加熱からぜんざいに仕上げるまで、電子レンジだけで作れる簡単お手軽スイーツです。豆乳を加えることで、あんこだけで作るよりもまろやかなぜんざいに。仕上げにいりごまを加えると香ばしさがアップします。
【主な材料】
さつまいも
つぶあん
豆乳
白いりごま
●詳しいレシピはこちら
『さつまいもの豆乳ぜんざい』
あんこのやさしい甘さには、心もほっと癒されますよね。小豆やあんこは美味しいだけでなく、ビタミン、食物繊維や鉄分などのミネラルも含まれている健康食品でもあります。寒さが厳しくなるこれからの季節、あったかあんこスイーツで気持ち安らぐおやつタイムを過ごしてくださいね。
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