もっちり、シコシコの弾力がたまらない手打ちうどん。 手作りだからこそ味わえる打ちたて、茹でたてのうどんはちょっとしたご馳走感があります。 うどん作りは材料も少なく、工程もとっても簡単。 ちょっと力が要りますが、足で踏んでも作れるのでエクササイズ気分にも!お子様と一緒に作るのもおすすめです。
うどん生地をしっかりとこねることがコシのあるうどんにするポイントです。 体重をかけて生地を折りたたむようにこねますが、こねすぎても固いうどんに仕上がってしますのでおよそ10分を目安にこねるのが良いと思います。 大変な場合はビニール袋に入れてタオルで包んで足踏みすると良いです。足踏みの場合は平らになったら丸める、の工程を3回くらい繰り返します。
材料を用意します。 あれば全量を中力粉にしてください。 ない場合は薄力粉、強力粉を半量ずつ計量します。
A 塩12g、ぬるま湯190mlをよく混ぜます。 寒い時期はぬるま湯を、暑い時期は水を用意します。
塩水を加える前に、全体を混ぜておきます。 ボウルは底が平らに安定していると力を込めやすいです。今回はホウロウのたらいでこねています。 ボウルが滑らないように下に濡れ布巾などで滑り止めしておくと良いです。
塩水を少量ずつ加えながら混ぜ、全体をちいさなそぼろ状にします。 うどん生地は気温が高い場合は柔らかく、低い場合は固くなります。 指先でぐるぐる混ぜても粉のままの状態でうまくつながらない場合は、小さじ1くらいずつぬるま湯を加えて調整します。(入れすぎに気を付けましょう) ※夏は逆に水を少し減らすようにすると良いです。
そぼろ状の生地をひとつにまとめるように、体重をかけてこねていきます。
生地を押し伸ばしたら折りたたんで、を繰り返し10分程こねます。
生地が均一になめらかになったらラップで包んで2時間寝かせます。 室温が低すぎる場合は熟成が進みませんので温かいところに置くと良いです。 ※夏は1時間ほど寝かせます。
まな板に移して2mm幅に押し切りします。 うどんは茹でると膨張して太くなるので細めを意識して切ると良いです。
切った断面はくっつきやすいので、すぐに茹でられるようにお湯を沸かしておくと良いです。 麺をほぐして、余分な打ち粉を落とすようにします。
たっぷりのお湯で10分ほど茹でます。
ざるに上げて流水で洗って表面のぬめりをとります。 冷水で洗うことできゅっと締まった麺になります。 ※温かくして食べる際はこの後熱湯を回しかけます。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。