こんにゃくのぷるぷる感とちくわのしっとり感、 えのきのしゃきしゃき感にふんわりたまご、 食感が色々でおいしいたまご丼レシピです。 隠し味のバターが風味をよくして、 地味なのに、 雑なのに、 適当なのに、 ふつうになんか旨い! そんな、余り物がごちそうに感じるたまご丼です。 バターが苦手な方はサラダ油でも◎ こんにゃくは白でも◎ ごぼうを入れても◎ これ一品でおなかも栄養も大満足。 面倒でもしっかり食べさせたい(食べたい)時の お助け丼としてご活用ください。 ※めんつゆは4倍濃縮のものを使っています。 ※ごはんにのせずおかずとしても◎
各工程に記載しています。
《こんにゃくのアク抜きをする》 スプーンや手で、食べやすいサイズにちぎる。 ※包丁で切らない理由…でこぼこになって表面積が広がる分味しみがよくなり、又、食感がぷるぷるになります。
熱湯で2分茹でたらザルにあげて水を切っておく。 ※茹でる理由…こんにゃくの袋を開けた瞬間のあの臭いがとれます。又、余分な水分が抜けて味しみが良くなります。
フライパンを強めの中火に熱し、バターとえのきを入れて焼き色がつくまで炒める。 ※えのきはきっちり炒めると余分な水分が抜け、味も食感もよくなります。
写真のように色づくまで炒める。 炒め時間目安…1分半
えのきが炒まったら、こんにゃく、にんじん、ちくわを加えてお箸で和えながら1分〜2分炒める。
A 水150cc、めんつゆ大さじ2を加えたら、長ねぎの半量を入れ3分ほど煮る。 ※沸騰させたままでok ※長ねぎ全て柔らかい方がお好みの場合は全量入れてok ※あまり煮すぎると水分が蒸発してしょっぱくなるので気をつけてください。
煮汁を沸騰させた状態で、たまごの7割くらいの量を回しかける。 ※残ったたまごは最後にかけるので、ここでは全量入れません。 ※弱火だと、たまごが固まる頃にはふんわり感がなくなってしまいます。必ず沸騰した状態のところへたまごを流し入れてください。
しばらく経つと周りからたまごが固まってくるので、軽くフライパンをゆする。 ※たまごをまわして馴染ませるイメージでゆすります。 ※一回か二回、お箸で軽く混ぜてもok ※あまり油断すると鍋底が焦げます。たまごのいい固まり具合を見逃さないように!
たまごが粗方固まってきたら、残りの長ねぎを加えて火を止める。
炊きたてのごはんにのせて、上から残りのたまごをかけて出来上がり。 薬味はお好みで、一味、七味、山椒など。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」