女性に人気の料理が時代や流行で毎年変化する反面、男性の好きな3大料理は今も昔も「カレー」「ハンバーグ」「肉じゃが」。
肉じゃがについては好みが分かれるようですが、代わりにあげられるのは「生姜焼き」だったり、「からあげ」だったり、やっぱり昔から愛されている料理名が出てくるもの。不思議なものですね。
男性が好きな味付け、知っていますか?
ではここで、料理研究家の私がこれまで見聞きした「男性の好きな味付け」をご紹介します。
●焼肉のタレ…焼肉がなければコレをかけたご飯でもいいという男性も
●ケチャップ…ナポリタン・チキンライス・オムレツなどに使用される現代版おふくろの味
●ソース…焼きそば・お好み焼き・たこ焼き、マヨネーズとのタッグは最強
●麻婆…豆腐は好きじゃないけど麻婆豆腐は好き!という人も多いんです
そして、意外と好評なのが「ポン酢」。
焼肉、ハンバーグ、餃子、トンカツなどの男性が好きなガッツリ料理と相性抜群の万能調味料、ポン酢。
このポン酢に、にんにく、しょうが、ごま油、わさび、柚子胡椒などで風味を加えると更に喜ばれるんですよ。
「男子が好きな味」のおすすめレシピ
上記をふまえ、男子が好きな味、喜んでガツガツ食べてくれる料理を紹介します!
牛しゃぶのバーニャ風ソース
ポン酢にオリーブオイル・アンチョビ・にんにくを混ぜ、ちょっと和風にアレンジしたバーニャ風ソースを牛しゃぶと香味野菜にたっぷりかけて。ごはんが止まらなくなる味ですよ!
豚肉、鶏肉、冷奴、もちろん温野菜とも相性抜群です。
カツオのサラダちらしマヨポンソース
サンマなど脂ののった魚にはおろしポン酢が定番ですが、脂の少ない魚やシーフードならポン酢にマヨネーズを混ぜたマヨポンソースがオススメです。
男性が苦手な食べ物はどうする?
さて、次はちょっと目線を変えて、逆に男性の苦手な料理について考えてみましょう。
男子が苦手なものといえば、セロリやハーブなど香りの強い物、酸味の強い味付け、フルーツの入ったおかずあたりがよく話題になりますが、やっぱり一番多いのは「イモ・クリ・カボチャ」でしょう。
苦手の原因は食感と甘み。
でも逆にこの「苦手な原因」さえ、回避できてしまえば、男性も喜んで食べてくれるはず。
それには、水分を含ませる調理と男性の大好きな調味料でちょっと濃いめに味付けしてみるのも手です。
これなら食べてもらえる!男性が苦手なアレのレシピ
サツマイモと豚バラの焼肉のタレ炒め
サツマイモの甘みと焼肉のタレ。ちょっと意外な組合せがドンピシャ♪ もはやサツマイモのタレと呼びたくなります。
ストックOK!麻婆カボチャ
ちょっと濃いめ、ちょっと辛めの味付けで、カボチャの甘みをほどよくマスキング。ごはんがスイスイすすみます。
とは言え、好みは人それぞれ。一番大切なのは、相手の好みを知ることです。
家庭料理は食べる人の好みや体調、天気などを見て、その日のその人の為だけに作るオーダーメイド。ここだけは、どんな有名シェフも人気の料理家もかないません。
慣れるまでは調味料は必ず計量し、好みを聞きながら調整。香りや辛味を加えてみたり、材料の切り方を変えてみましょう。
ほかにも「さっと煮が好き?」「クタクタに煮込んだ方が好き?」などなど、細かな好みも徐々に把握していけるといいですね。
お父さんや彼氏の好みを反映したスペシャリティーを一緒に探してみてください。
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