フライパンでつくる、あじの塩焼き&あじのさばき方です。魚の塩焼きは好きだけど、一々グリルを汚すのは嫌とか、魚焼きグリル自体がないという事もあると思うんですよ。そんな時、フライパンを使ってつくる魚の塩焼きは、とても手軽でいいです。 http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-entry-2394.html
フライパンにクッキングシートを敷いて焼きます。
まずはフライパン塩焼き用アジのさばき方です。 ①ウロコを取ります。 アジには細かいウロコがあるので、左手でアジの頭を持ち、包丁の刃先でこするようにして落とすといいです。アジのウロコは細かいので、まな板につくとこびりついて外れにくいです。流しの中等でとり、取ったらすぐに流水で流すといいですよ。 ②ゼイゴを切り取ります。アジには尾ひれの前にウロコが変化したトゲがあります。これを包丁で薄く切り取ります。 ③頭を胸びれの前で切り落とします。 ④腹の底を5cm位切り開き、内臓を取り出し、腹腔内を流水で洗います。 ⑤身の厚みの半分くらいの深さ、2~3cm間隔で飾り包丁を入れます。
下処理をしたアジの水分を拭き取り、両面に塩をふりかけます。 塩の量は魚の重量の2%位。塩焼き用のアジ2尾なら小さじ1杯位です。 指先で塩をつまみ、20~30cmの高さから、パラパラとふりかけます。 塩を振りかかけたら、15分くらい置いて馴染ませましょう。馴染んだら水が出るのでキッチンペーパーで包み、吸い取ります。
焼いている途中、尾ひれが焼け落ちないように、飾り塩をします。 尾ひれを水で濡らし、たっぷりの塩をまぶします。
フライパンにクッキングシートを敷き、サラダ油を薄く塗って中火にかけます。 熱くなったところで、アジの頭がついていた方を左、腹を向こうにして入れます。 こうして入れると最初に焼いた面が、盛り付けるとき上になります。 火力は弱めの中火くらいに調節し、焼け具合を見ながら10分焼きます。 ※フライパンに入れた鯵はさわりません。加熱してる途中で触ると、身が崩れます。触りたいのを、グッと我慢して焼きましょう。 アジは頭の方に身がいっぱいついています。コンロの火がアジの下に当たるようにフライパンの位置をずらして焼くといいです。
10分焼いたら返します。フライ返しなど使って返してください。身が焼けて締まっているので、身崩れしにくいです 反対側は5分から10分、お好みで焼いてください。骨の周囲が微かに生っぽく焼くと、その魚の匂いが残るので通好みです。逆によく焼いたほうがいいって人は、長めにしっかり焼いてください。 焼けたら皿に盛り、大根おろし、レモンを添えてできあがり。
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筋肉料理人 藤吉和男
料理ブロガー、料理研究家、ボランティア活動、レシピ本著者、オリジナル商品販売等、雑多な活動をやりながら、ブログ、YouTube等を使い、簡単で美味しい魚料理、簡単レシピの作り方について専門的に説明しています。