いつもの常備菜をおしゃれにしてくれる「和ンプレート」
常備菜や作り置きは、毎日のお弁当や食卓に欠かせないものとなっていますよね。かくゆう私も週末に作り置いておき、朝ごはんにさっと食べるのが主流となっています。
とっても便利な作り置きですが、難点がひとつ。
それは、一つのおかずをずーっと食べているから飽きてしまうこと!
もちろん何種類かの作り置きを用意して、ぐるぐる回して食べる訳ですが、せいぜいが3~4種類、多くても5~6種類だとしても、ふと、「これ、昨日も食べたなあ」なんてこと、ありますよね。
とはいえ、これ以上作り置きを増やすのは無理! それなら、作り置きを一週間美味しく食べられる「盛り付け」にこだわってみてはいかがでしょう?
今話題の「和ンプレート」盛り付けをマスターすれば、見慣れた作り置きが不思議とおしゃれカフェ飯になっちゃいますよ!
ちなみに「和ンプレート」とは、和食をワンプレートに盛り付けよう!という、とてもしゃれっ気のきいた単語です。インスタが発祥で、いろいろな人がハッシュタグ付きで「和ンプレート」をあげています。
「和ンプレート」盛り付けのポイント
基本は、大き目のお皿にちょこちょこと常備菜を盛り付けます。
取り分けるおかずの塊を同じ大きさに揃えたり、あまりぎゅうぎゅうに詰め過ぎない方がスッキリときれいに見えますよ。
また、たまに豆皿や小皿なんか活用すると「おおっ!」となります。
できるだけ赤黄緑の料理を入れつつ、最近はやりの紫をちりばめたら、それだけで「ご機嫌朝ごはん」の出来上がりです。
ではいざ、実践! とにかく常備菜を盛り付けてみましょう。
丸いお皿のセンターにひとつ、あとはぐるりとおかずを散りばめる
何てことのないおかず達ですが、見た目にも楽しい和ンプレートになりました。
プレートの周りに副菜をひとつかみずつ置いて、真ん中にシャケを。丸いお皿の場合、センターを決めて周りにおかずを置くだけで、なんとなくさまになります。
あとはやはり彩りが大切になるので、差し色になるような漬物を常備しておいたり、皿の白を引き立てる色物の小鉢を使うのもコツです。
今回は、白いお皿にブルーの小鉢を置いて爽やかさを演出してみました。
小さいおにぎりをアクセントに!ダイエットにもなるプチおにぎり和ンプレート
小さいおにぎりをプレートにのせると、また違った印象になります。
ひとつのお皿にごはんとおかずをまとめると、視覚効果なのか、少なくてもお腹いっぱいになる不思議です。
ゆっくりしっかり食べれば、ダイエット中にもオススメです。
でも、じつは一番のオススメはこの熊の箸置きなんですけれども。
大きい面積のもの1つ+小さいおかずたくさん、の法則
ワンプレートというと、小さいおかずばかりのせてしまいがちですが、上の写真のように焼き魚(のどぐろです)ドーン! という盛り付けもサマになります。
大きいものをドーンと片側にのせたら、残りの場所には小さおかずをぎゅうぎゅうとのせます。するとあら不思議、メリハリがついて、おしゃれに見えるんです。
この和ンプレートでは、色違いのミニ小鉢に煮豆とサラダを入れて、統一感も出してみました。
こちらもドーンと大きい面積のスープをのせてみました。スープだってプレートにのせちゃっていいんです!
私は100均で買った器をドンと置いてみました。器が場所を取るので、おかずは少量ずつ。
煮つけたホタルイカが目を引きますね。色が少ないかなと思ったら万能ねぎを散らせばオールオッケーです。
人気上昇中のスレートは、カラフルに盛り付けるとかわいい♡
スレートをご存知ですか? ここ最近Instagramでも人気ですが、もとは屋根瓦などに使用されていた素材です。お皿のように、そのまま食材が置けておしゃれ感が演出できる優れもの。
そんなスレートに小皿をいっぱい置いた和ンプレートを作ってみました。
小皿は色形をわざとバラけさせるのがツウ。しかし、あまりバラバラすぎると胸やけしてしまうので、ベースの色を揃えるとまとまりやすいですよ。
上の写真はブルーグレーをベースに4皿選び、1つをピンクにして差し色にしてみました。
こちらは、和ンプレートといっていいか微妙なラインなのですが、抹茶・あんこということでおまけの和ンプレートです。
スープの器と果物がポップなカラーですが、スレートにのせることでシックにまとめてみました。
どうってことのないいつものおかずでも、お気に入りのお皿に盛り付けるだけで、ちょっと幸せな気分。
お皿は増やせない・・・という方でも小皿をいくつか揃えるだけで和ンプレートは作れますよ!
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