子どもが好きな味付けで!旬のお魚をもっと食べたくなるアイデア
骨があって食べにくかったり、部位によっては苦味や臭みがあったりすることから、お魚に苦手意識があって「お魚よりお肉のおかずがいい」というお子さまもいらっしゃるかと思います。
親としては栄養バランスも気になりますし、いろいろな食材を美味しく食べさせたいですよね。
そこで今回は、お魚が苦手なお子さまでも、苦手意識を持たずにすすんで食べたくなるお魚レシピをご紹介します。
ポイントは、少しだけ素材にアレンジを加えて好きな味付けに変えてみたり、トッピングを工夫してみたりすること。
例えば、鶏唐揚げが大好きならお魚も唐揚げ風に。子どもに人気のマヨネーズやチーズを使ってグラタン風にするのもいいですね。
また、普段はお肉料理に合わせているようなパンチのあるソースをかけるのも、お魚特有の風味を和らげる効果があるのでおすすめです。
ごま油とガーリックで香りも楽しめる風味づけをしたり、味噌やコチュジャンなどでコクのあるうま味を効かせたりと、少しの工夫で食わず嫌いや苦手意識が克服できるかもしれません。
今日ご紹介するのは、我が家の子どもたちが好んで食べている味付けのお魚料理です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
魚嫌いでも大丈夫!ちおりさんおすすめの子どもが喜ぶお魚レシピ4選
コクとうま味たっぷりのソースが決め手!焼きさばのガーリックトマトソース
酒や酢を使って生臭さを抑えてふんわりと焼き上げたさばに、フレッシュトマトを煮詰めたソースをかけた一品。トマトとガーリックの濃厚なうま味が美味しいソースで、いつもの塩さばが洋風に。トマトソースには醤油と砂糖も加えているのでご飯にも合いますよ。保存可能期間は、冷蔵で2日です。
【主な材料】
塩さば
トマト
にんにく
醤油
砂糖
●詳しいレシピはこちら
『焼きサバのガーリックトマトソース』
子どもに人気のグラタン風!鮭とじゃがいもの味噌マヨ焼き
鮭とじゃがいもを合わせ、まろやかな味噌マヨソースでポテトグラタン風に仕上げました。子どもが好きなポテトにお魚を合わせてオーブンで焼けば、焼き立てのいい香りと見た目からも食欲をそそるはず。アツアツ、ホクホクのチーズ焼きはこれからの季節にぴったりです。
【主な材料】
生鮭
じゃがいも
玉ねぎ
ブロッコリー
マヨネーズ
味噌
●詳しいレシピはこちら
『マイルドかつコクある味わい☆鮭とじゃがいもの味噌マヨ焼き』
コチュジャンの甘辛味が食欲そそる!韓国風ぶりの照り焼き
ふっくらやわらかなぶりに、コチュジャン入りの甘辛いたれを絡めて、仕上げにガーリックとごま油で風味づけしました。ご飯がすすむこってりした味付けですよ。普通の照り焼きでは食べてくれなかった娘もこれだと箸がすすみます。小さいお子さまや辛味が苦手な方は、コチュジャンの代わりに焼肉のたれを加えてください。保存可能期間は、冷蔵で2日、冷凍で約2週間です。
【主な材料】
ぶり
醤油
砂糖
コチュジャン
ごま油
ガーリックパウダー
●詳しいレシピはこちら
『甘辛ふっくら♪ブリの照り焼き韓国風』
おかずにもおつまみにも!親子で楽しめる和風フィッシュ&チップス
クセがなくて食べやすいたらを、しょうが醤油が効いた唐揚げにしました。付け合わせのさつまいものほんのりした甘みと、カラッと香ばしく揚がったたらのうま味がとてもよく合います。我が家の子どもたちに大人気の一品です。保存可能期間は、冷蔵で2日、冷凍では約3週間です。
【主な材料】
真たら
さつまいも
にんにく
しょうが
醤油
●詳しいレシピはこちら
『生姜醤油が効いてる☆和風フィッシュ&チップス』
お肉ばかりでは栄養が偏りますし、お魚には体に必要な栄養素がたくさん。だから食べさせたい一心の親の心はまさに子知らずで、我が家の子どもたちも幼いときから魚料理が苦手でした。
何度も味付けを変え調理法を変えしても食べてくれないことが多々。それならいっそ、お肉にも合う味付けにしてみようとトライし始めてから少しずつ箸がすすむようになったんです。今もお肉料理の方な断然好きな娘たちですが、大人になってお魚本来の味が美味しいと感じられるようになる日まで、私の試行錯誤の魚料理作りは続くのだと思います。
こちらでご紹介したレシピが、少しでも多くのお子さまの嫌い克服のきっかけになれましたら幸いです。
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