フライパン&少量の油で作る!「ブリ竜田揚げ おろしポン酢がけ」
旨みたっぷり! 脂がのった寒ブリに、大根おろしとポン酢しょうゆが爽やかにマッチ! ごはんがすすむおかずです。
魚特有の臭みをとるための下準備をすることで、魚料理のおいしさが倍増します。ブリ以外の切り身魚でも応用できますので、ぜひご活用ください。
【材料(2人分)】
ブリ(切り身)…2切れ
塩…小さじ1/2程度
酒…50ml
しょうが(おろし)…1かけ分
片栗粉…適量
サラダ油…適量
大根おろし…お好みの量
ポン酢しょうゆ…適量
【作り方】
1.ブリは一口大に切って、魚の表面(全面)に塩をふり10分程度おきます。
2.魚の表面に出てきた水分は「臭みのもと」となるので、キッチンペーパーで吸い取ります。
3.酒としょうがを合わせた液をまぶして5分程度おきます。途中ひっくり返してまんべんなく浸しましょう。この工程で、さらに臭みを取り除き、旨味を引き出す準備ができます。
ここまでの工程が魚の臭みと、余分な水分を抑えるための下準備となります。
【魚の臭み消しと水分を抑えるポイント】
① 魚の表面全面に塩をふって10分ほどおき、出てきた水分を丁寧にふき取る。
② 酒やしょうがなどをまぶす。
4.片栗粉をまぶします。この時に菜ばしで1個ずつ数回振って水分をきると、片栗粉をきれいにまぶすことができて、油はねも防止できます。
5.フライパンの表面全面をうっすら覆う程度の油を入れます。油を入れてから中火にかけて、油を余熱します。
余熱完了の目安は菜ばしを使って確認できます。まずは菜ばしを水で濡らして、清潔なふきんかキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
少し湿った状態の菜ばしの先端を油に入れた時の気泡の出かたで温度を確認できます。
反応がない場合やゆっくり気泡が出る場合は低温。気泡の勢いがある場合は高温。低温と高温の間くらいが中温です。
6.油が中温になったら、片栗粉をつけたブリを入れます。フライパンに入れたらあまり動かさないことが、ムラなく揚げるポイントです。
7.加熱面がきつね色になったら、ひっくり返します。この時に強火にすると表面だけ焦げてしまい、中まで火が通りにくくなってしまいますので、火力は「中火」にしてください。
※こちらがきつね色のイメージです。
8.きつね色に揚がったら、フライパンから一つずつ取り出して油をきります。グリル用の網などをフライパンの端に置き、揚がった順におくと油をきることができます。
9.器に盛り付けて、大根おろしとポン酢しょうゆをかけて完成です。揚げたてのサクッとした食感を楽しむために、大根おろしとポン酢しょうゆは、食べる直前にかけましょう。
●詳しいレシピはこちら
『フライパン&少量の油で作る!ブリ竜田揚げ おろしポン酢がけ』
フライパン&ズボラ衣で簡単♪さっくりジューシーサーモンフライ
一般的なフライの衣は卵と小麦粉ですが、こちらは代わりにマヨネーズを使います。マヨネーズの油分でふっくらジューシーに仕上がりますし、マヨネーズの塩分で下味も不要になるので、調理時間を短縮できます。鮭のほか、他の魚や鶏肉でもアレンジ可能です。
【材料(2人分)】
生鮭…2切れ
マヨネーズ…適量
こしょう…少々
パン粉…適量
有塩バター…大さじ1
パセリ…1枝分
しょうゆ…小さじ1
レモン汁…小さじ1
オリーブオイル…適量
●詳しいレシピはこちら
『フライパン&ズボラ衣で簡単♪さっくりジューシーサーモンフライ』
フライパン&干物で簡単♪さばの南蛮漬け
魚が好きでも、魚を調理するのが苦手という方にオススメなのが「干物」です。一夜干しや天日干しを使えば、下準備がほとんど必要ないだけでなく、臭みもなく旨味が凝縮されているので便利でおいしさも◎です。
【材料(1~2人分)】
さば干物…半身
たまねぎ…1/4個
にんじん…50g
しょうが…スライス1枚分
穀物酢…50ml
うすくちしょうゆ…大さじ2
砂糖(あれば三温糖)…大さじ1
塩…ひとつまみ
唐辛子(輪切り)…お好みで
ごま油…大さじ1
●詳しいレシピはこちら
『フライパン&干物で簡単♪さばの南蛮漬け』
いかがでしたか? 難易度高そうと感じていた魚の揚げ物も、これならできるかも!と思っていただけたら嬉しいです。良質なタンパク質も豊富でありながら、肉に比べて低カロリーで消化もしやすいので、魚料理のレパートリーを増やして、健康作りにも役立てたいですね。ぜひ、お試しください。
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