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    • 公開日2017/11/20
    • 更新日2017/11/20

    子どもたちの魚嫌い克服大作戦!魚を美味しく食べるコツとレシピ

    肉は食べるけど、魚は食べない…。そんな、子どもの魚嫌いの理由をもとに、美味しく食べる工夫、克服するレシピをご紹介します! 

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    子どもたちの魚嫌い克服大作戦!魚を美味しく食べるコツとレシピ

    肉だけでなく、魚も食べて欲しい…。肉にはない栄養も入っているし、偏りすぎずいろいろなものを食べてもらいたい。そう思うお母さんも多いかと思います。今回は子どもの魚嫌いの理由と、美味しく食べるための方法をご紹介します!

     

    嫌いポイント1 「生臭い」

    魚には独特のにおいがあります。
    においを和らげるには、
    ・塩を振ってしばらくおき、出てきた水分を軽く押さえながら拭き取る
    ・酒に漬ける
    ・香辛料や香味野菜を上手に使う
    などの方法があります。

     

    「魚が生臭いからイヤ!」におすすめのレシピ

     

    ・サバのカリッとソテー 青のりがけ

    塩を振り、酒とおろし生姜に漬け込むことで独特の生臭さを抜きます。風味豊かな「青のり」をかけると、さらに魚臭さも和らぎ、食欲をアップします。子ども好みの味にすることができますよ!

    【材料(4人分)】
    サバ切身 4切
    酒 大さじ1
    おろし生姜 小さじ1
    塩 少々
    小麦粉 適量
    青のり 適量
    油 小さじ2

    くわしいレシピはこちら
    ●『サバのカリッとソテー 青のりがけ』

     

    嫌いポイント2 「骨がある」

    骨が食べる時に邪魔、あるいは実際に食べた時にのどに刺さってしまったという経験をもっている子どもたちも多いはず。痛かった、大変な思いをした、という記憶があったりすると、食べるのを嫌がってしまう傾向があります。

    骨がついてない切り身魚をあらかじめ選ぶか、骨がある魚の場合はサバや鮭など、小骨が少なく、骨を見つけやすい魚を選びます。加熱した後だと骨を見つけづらいので、生の状態で取るのがおすすめです。

    また、骨ごと食べられる缶詰を利用すると食べやすい+カルシウムなどの栄養もさらに摂取できるのでおすすめです。

     

    「骨があるからイヤ!」におすすめのレシピ

     

    ・かじきの照り焼き

    骨がついていない切り身を、食べ馴染みのある味付けにすることにより、見た目からも安心して食べられるようになります。

    【材料(2人分)】
    カジキ  2切
    塩  少々
    A 醤油 大さじ1
    A はちみつ 大さじ1
    A 酒 大さじ1
    小麦粉 適量
    油 小さじ2

    くわしいレシピはこちら
    ●『カジキの照り焼き』

     

    ・さば水煮缶使用 トマトクリームパングラタン

    骨ごと食べられる水煮の缶詰を使えば手軽に調理ができておいしく食べられます。さらに、子どもが好きなグラタンメニューにして、「食べてみよう」の意欲を後押しします。

    【材料(4人分)】
    さば水煮缶 1缶(200g)
    玉ねぎ 1/2個
    マッシュルーム 6個
    バケット 1/3本
    生クリーム 200cc
    粉チーズ 大さじ4
    トマトペースト 大さじ3
    白ワイン 大さじ1
    オリーブオイル 大さじ1
    にんにく 1かけ
    塩 少々
    胡椒 少々
    (あれば)パセリ 少々

    くわしいレシピはこちら
    ●『さば水煮缶使用 トマトクリームパングラタン』

     

    嫌いポイント3 「味付け・メニューがワンパターン」

    魚メニューは塩焼き・煮魚・照り焼きがほとんど…という場合、子どもにとっても魚料理はいつも同じ印象で飽きてしまいがち。味付けや調理の仕方を変えてマンネリを脱却するのも一つの方法です。

     

    「いつも同じメニューだからイヤ!」におすすめのメニュー

     

    ・カジキのカレーマヨ焼き

    子どもに人気のカレー風味で生臭さも抑えます。火を通しすぎると身がしまってパサついてしまいますが、マヨネーズを使うことで油分を補い、食べやすくします。

    【材料】2人分
    カジキ 2切
    マヨネーズ 大さじ2
    カレー粉 2つまみ
    パン粉 大さじ2
    塩 少々
    胡椒 少々
    (あれば)パセリ 適量

    くわしいレシピはこちら
    ●『カジキのカレーマヨ焼き』

     

    嫌いポイント4 肉に比べてボリュームがない

    和風のメニューにしがちな魚料理は、肉のように食べごたえがなく、物足りないイメージ。
    子どもが好きなメニューや味付けで、肉料理並みにボリュームを出しつつ、脂多めな肉より、カロリーが抑えられるなどいいことも!

     

    「食べごたえがないからイヤ」におすすめのメニュー

     

    ・じゃがいもと鮭のバター醤油ソテー

    じゃがいもと鮭を子どもたちが大好きなバター醤油味で味付けするとパクパク食べられます。具材がごろごろ入ってしっかり食べごたえのある一品です。野菜も一緒に食べられるメニューです。

    【材料】4人分
    じゃがいも 2個
    鮭 3切
    豆苗 1/2パック
    酒 大さじ1
    バター 10g
    醤油 小さじ2
    塩 少々
    胡椒 少々

    くわしいレシピはこちら
    ●『じゃがいもと鮭のバター醤油炒め』

     

    ・カジキの唐揚げ

    子どもが大好きな唐揚げ! 鶏肉よりもカロリーが抑えられてふんわり柔らかくおいしく仕上がります。

    【材料(2人分)】
    カジキ 3切
    A 醤油 大さじ1 1/2
    A みりん 小さじ2
    A 酒 小さじ1
    A 塩 ひとつまみ
    A 卵 1/2個
    A にんにくすりおろし 小さじ1/4
    片栗粉 適量
    揚げ油 適量

    くわしいレシピはこちら
    ●『カジキの唐揚げ』

    魚は骨を取ってあげるのが大変だからとお母さんの方でも敬遠してしまうこともあるかもしれません。
    カジキのように骨のない切り身の状態で売っている魚がありますし、通常骨が付いている状態で売られている切り身魚でも、最近はあらかじめ骨の取ってある状態になっているものが、手に入りやすくなっています。

    魚の調理はちょっと億劫…という場合は、そういった魚を上手に利用してみるところからはじめてみて、いろんな魚の味も経験させてあげてくださいね。

    お子さんがひと口でも食べられたら◯! 「食べられた」という自信につなげてあげてください。様々な調理法にチャレンジし、一緒に食べて魚料理を楽しんでくださいね。

     

    「子ども向けお料理」研究記事はほかにも!
    ・夏休みは子どもと一緒に楽しく料理!子どもがやる気を出す「声かけ」法やレシピを紹介☆
    ・【イースト不要・フライパンで焼ける!】子どもと一緒に手作りピザを作ろう!・【子どもの野菜嫌いを克服!】ホットケーキミックスで作る簡単手作りおやつ

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    このコラムを書いたArtist

    増田陽子
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    増田陽子

    • 調理師
    • 野菜ソムリエ
    • 雑穀マイスター
    • 薬膳インストラクター
    • キッズ食育マスタートレーナー

    子どものスポーツを食から応援するスポーツキッズ食育トレーナー、 農林水産省認定「和食文化継承リーダー」。 子どもが喜ぶ料理、子どもと一緒に作れるお手伝い料理、季節を伝える料理をご紹介しています。 普段はレシピ制作、子どもの食育コラム執筆、子ども向け、大人向け、親子向け食育イベント・講座講師の他、東京にて子どもが料理をする、子どものための食育スクール青空キッチン板橋校を主宰しています。 ・・・・・・ 食は子どもにとって「成長」と「健康」のために必要ですが、それだけでなく生きていく上でたくさんの学びの要素があります。料理の一部をお手伝いするだけでも子どもは達成感を得られますし、好き嫌い克服ができたり、手先の器用さや想像力を育むこともできます。 毎日ごはんを作るのは大変です。でも、ごはんを作って子どもと一緒に季節を感じながら食べること、生活することを楽しみたい、そんな気持ちの一助になるようなレシピを提案していきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします^^ ・・・・・・・ ブログやHPでは、行事食や旬の素材を使った食育レシピを紹介するとともに、子どもの食育について、また食を通じて子育てを少し楽にするお手伝いができるように心がけて書いています。 よかったら読んでみてもらえると嬉しいです。

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