シンプルに焼き上げたラムチョップ。羊肉には独特の臭いがありますが、下味と焼き方に一工夫すればとてもおいしくいただけます。ローズマリーの香りとジューシィなラム肉がたまらなく美味。
◆焼き方のポイント ・肉は必ず常温に戻します。生焼けを防ぎ、中がロゼ状態に仕上がりやすくなります。 ・塩、ブラックペパーは焼く直前に。(先に振ると旨味が逃げやすいです。) ・臭みのある脂を落とすため、脂身から焼いていきます。 ・ラムは焼きすぎると固くなるので、強火で焼き色をつけ、短時間で手早く火を入れます。
ラムは脂身が多ければ少し取り除き、食品保存用ビニール袋に入れる。 摘み取ったローズマリーの葉とオリーブオイルを加えなじませたら、 袋の空気を抜いて室温で30分置く。
ラムを袋から取り出し、焼く直前に塩、ブラックペパーを振る。 マリネに使ったオイルを少量熱したフライパンで、脂身から強火でこんがりと焼く。
脂身にしっかり火が通り、全体に焼き色がつけばできあがり。
そのままでも十分おいしいですが、ソースを作りたい場合は 肉を焼いたフライパンに赤ワインを入れて半量くらいになるまで煮詰め、 はちみつ、バターを混ぜ入れます。
★付け合わせには「ローズマリーポテト(レシピID:126447)」がおすすめ。 ラムチョップを漬け込んでいる間に準備しておくと、タイミング良く同時にできあがります。 ※レシピはこちら→ https://oceans-nadia.com/user/26/recipe/126447
★このお料理については、こちらのコラムでもご紹介させて頂いています。 連載コラム「ヨーロッパ 食の風景」 第2回:イエローとグリーンの春 《 春のお祭りとイースター(復活祭)》 https://oceans-nadia.com/user/26/column/61
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!