やわらかな鶏むね肉とたっぷりの白菜、旨みのあるザーサイがおいしい中華風の炒め物。焼き付けた白菜の甘みとご飯がすすむ味付けで、冷めてもおいしいのでお弁当にもどうぞ♪
◆おいしく作るポイントは、最初に鶏むね肉を焼き過ぎないこと(最後にまた炒め合わせるので、全体が白くなり、おいしそうにぷりっとなったらもう取り出します)。そして白菜の軸の部分を強火でしっかり炒めておくと、水っぽくなりにくく、白菜の甘みも引き出されます。
鶏むね肉は、皮は食べやすく切り、肉は1.5cm程度の幅の細切りにしてから A きび糖小さじ1/4、塩小さじ1/8、酒小さじ2、こしょう少々をもみ込んでおく。
白菜は葉と軸に分け、葉は大きめに、軸は長さ5cm・幅1.5cm程度の棒状に切る。 ねぎは斜め薄切りにする。
フライパンに油を熱して片栗粉をまぶした 1) の鶏肉を焼く。 そのままあまりいじらず、肉がフライパンからはがれるようになったらひっくり返し、全体が白くなってぷりっとなったら一旦取り出す。
キッチンペーパーで一度油を拭き、改めてごま油を熱してしょうがとねぎを炒める。 香りが立ったら白菜の軸を入れて炒める。
鶏肉を戻し、ザーサイも加えて炒め合わせる。
油がなじんだら白菜の葉を加え、かさが減るまで炒める。 最後によく混ぜたB 鶏ガラスープの素小さじ1/2、しょうゆ小さじ1/2、酒小さじ1をまわし入れ、全体を炒め合わせたら火を止め、花椒(なければこしょうでもOK)を振る。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!