脂ののったおいしい鯵(あじ)。お刺身で楽しんだあとは、こんな風に漬けだれにさっとくぐらせて薬味と一緒にいただくのがお気に入りです。香味野菜たっぷりのまろやかなたれで生臭さもしっかり抑えられるので、朝ごはんやランチにもおすすめ。
◆【A】のみりんはお好みでどうぞ。(少し甘みがある方が良い方は入れてください。お好みでなくてもかまいません。)
A 酒大さじ1.5、みりん大さじ1を耐熱ボウルに合わせ、電子レンジにかける。 表面がしばらくふつふつするくらい(※20秒前後を目安に)加熱してから冷まし、醤油を混ぜ入れる。 万能ねぎは刻む。しょうがはすりおろす。
鯵(あじ)は三枚におろして皮をはぎ、小骨を取って食べやすく切る。
あじをバットなどに入れて、1 の漬けだれと万能ねぎ、しょうが、白ごまであえる。
器に温かいご飯を盛り、大葉を敷いて、3 をのせる。
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庭乃桃
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士。 大学院でヨーロッパの歴史・文化を専攻し、現地へ留学。結婚をはさんで数年を過ごすなか、生活のベースとしての「食」の大切さを改めて感じて食の道へ。その土地ごとの暮らし・風土からうまれる料理や食のありかたを学ぶ。 現在は、料理家として企業向けレシピの開発やスタイリング・撮影を手がけるほか、食に関する書籍・コラムの執筆や翻訳、講演など多方面で活動中。 2020年、欧州連合(EU)の食品・飲料プロモーション「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、EU食材×日本食材のマッチングによる季節のオリジナルレシピを開発・監修。広尾のヨーロッパハウス(駐日欧州連合代表部)、国内最大の”食”の見本市・ファベックス関西ほか会場で、同キャンペーンの基調講演をおこなった。