フランスのマルシェやパン屋さんなどで量り売りされている、「小さいキャベツ」という意味のお菓子。 日常的に食べられ親しまれているこのお菓子は、シュー皮本来の味が楽しめるシンプルな味が魅力です。 小さいので食べやすく、1つ味見したら止まらない美味しさなのでご注意を!
・生地の火の通し方で卵の分量が変わってくるので、分量全部を加えず、生地の固さを見ながら調整して下さい。 ・焼成途中にオーブンは絶対に開けないこと!途中で開けるとしぼみます。 ・あられ糖がなければ粉糖で代用できますが、あっさりとした味に仕上がりになります。
・B グラニュー糖大さじ1、水大さじ1を耐熱容器に入れ電子レンジ600Wで1分加熱してシロップを作り、そのまま冷ましておく。 ・薄力粉はふるっておく。 ・卵は常温に戻し、フォークなどでよく溶きほぐしておく。 ・天板にクッキングシートを敷き、オーブンを210℃に予熱する。
鍋にA バター45g、水70ml、牛乳30ml、塩ひとつまみを入れ弱火で加熱し、バターが溶けたら強火にして沸騰させ、火からおろす。
薄力粉を一度に加え木ベラで手早く勢いよく混ぜ、生地がまとまったら再度中火にかける。 混ぜながら薄力粉に火を通し、鍋の底に薄い膜ができたら火からおろす。
卵の半量を加えダマができないように混ぜ、全体が均一に混ざったら残りの溶き卵を少しずつ加えて、生地の固さを調整する。 (木べらで生地をたっぷりすくい落した時、まとまってゆっくり落ち、ヘラに逆三角形の形が残る柔らかさが理想的。卵が足りないようなら追加して調整してください。) 残った卵から大さじ1を取り、シロップ大さじ1と合わせて卵シロップを作る。
直径10mmの丸口金をつけた絞り出し袋に入れて生地を絞り出し、卵シロップを刷毛などで優しく塗ったら、あられ糖をのせる。 210℃のオーブンで10分焼き、200℃に下げ10分、さらに170℃に下げ焼き色がつくまで焼き、そのままオーブンで粗熱が取れるまで冷ましたら、できあがり。
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Mie
フードコーディネーター・パンコーディネーター・食育指導士 大阪出身。 粉もの文化に慣れ親しんで育ち、中でも1日3食パンを食べるほど パン好き。パンに関する数々の資格を有し、パン研修受講のため渡仏。 フランスでの生活経験で得たパンの美味しい食べ方やアレンジ料理に加え、 主婦目線で作る手軽でシンプルな家庭料理を得意とする。 「身近な材料で美味しく作る」をコンセプトとし、現在は大手食品商社をはじめ 企業でのレシピ開発、スタイリングやセミナー講師などを務める。 おしゃれ心のあるスタイリングや料理写真は全て自身で手掛けており、 ファンも多い。 Instagramにアップしたざっくりレシピ「FOODCALENDAR」が好評。