口当たりもお腹にもやさしい♪とろろで「ふわとろ鍋」を作ってみよう
年末年始はついつい飲み過ぎたり食べ過ぎたりしがちですよね。特別な予定がない日は、胃腸が疲れて食欲がなくなってしまう方も多いのではないでしょうか。
そんな時の夕食は、胃腸にやさしいとろろを使った「ふわとろ鍋」はいかがですか?
とろろの長芋は今が旬です。長芋には、消化を助けてくれるアミラーゼなどの消化酵素が多く含まれているため、胃腸に優しい食材。すりおろせば具材が絡んでとろりとたべやすく、ふわふわとろとろの優しい口当たりに、気分もほっと和みますよ。
今回は、ベーシックな和風の味付けから豆乳風味や中華風など、お腹にやさしくて味わい深いレシピをご紹介します。
うま味たっぷりでカロリー控えめ!きのこと鶏肉団子のふわとろ鍋
【材料(4人分)】
長芋…400g
卵白…2個分
しめじ…1パック
しいたけ…4個
なめこ…1パック(大きめのもの)
えのき茸…1パック
舞茸…1パック
白菜…2~3枚
長ねぎ…2本
豆腐…1丁
鶏ひき肉…300g
生姜…1片
塩…小さじ1/3
片栗粉…大さじ1
溶き卵…1/2個
水…5カップ
昆布…10cmくらい
日本酒…50ml
醤油…大さじ3
みりん…大さじ3
塩…適量
【下準備】
鍋に水と昆布を入れてしばらく浸しておきます。
白菜はざく切りに、長ねぎは斜めに薄く切ります。豆腐は食べやすい大きさに切ります。
しいたけ、舞茸、しめじは、美味しさが損なわれないよう洗わず使います。汚れが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーなどでふき取るか、さっと洗う程度にします。
【作り方】
1.長芋の皮をむいてすりおろします。
そのままでも構いませんが、卵白を加えるとよりふわっと柔らかく仕上がります。卵白は長芋とよく混ざるようにコシを切っておきましょう。箸でつまむようにしながらよく混ぜるか、フォークを使って混ぜると簡単にコシが切れますよ。
2.すりおろした長芋と卵白を混ぜ合わせ、塩を少々加えておきます。
3.鶏ひき肉に塩を加えて、粘りが出るまでよく練ります。しっかり粘りが出たら、溶き卵とみじん切りの長ねぎ、おろした生姜を加えてさらによく混ぜます。
4.昆布を入れておいた鍋を火にかけ調味料を加えます。煮立ったら昆布を取り出し、肉だねを手から握り出すようにしてスプーンに取って鍋に入れていきます。
5.アクを取りながら肉団子だけを少し煮ます。ほかの材料を入れて食材に火が通ったら、塩で少し濃いめに味を調え、最後に2のとろろをかけて火を止めます。
シメは蕎麦がおすすめです。とろろを少し取り分けておくと、シメの蕎麦までとろろを楽しめますよ。
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『きのこと鶏肉団子のとろろ鍋』
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短時間でパパッとすませたい方に!レタスと豚肉の豆乳ふわとろ鍋
豆乳と白だしを合わせた鍋つゆに、しゃぶしゃぶ用の豚肉とレタスを入れてとろろを加えます。薄い食材ばかりなので、とろろがよく絡みます。また、火の通りも早いため、短時間でできるのもうれしいポイント。お好みですり胡麻を加えるとコクが増します。
【主な材料】
豚しゃぶしゃぶ肉
レタス
長ねぎ
長芋
えのきだけ
豆乳
白だし
卵
冷凍うどん
すり胡麻
シメはうどんがおすすめ! 卵黄を絡めて黒胡椒を挽けば、カルボナーラ風うどんを楽しめます。
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『レタスと豚肉の豆乳とろろ鍋』
食感が楽しめる♪えびワンタンのふわとろ鍋
つるっとしたワンタンの皮にとろろが絡んで、食感が楽しく喉ごしのいい一品です。汁ごといただくのでワンタンはしっかり包まなくても大丈夫。ぷりっとしたえびの食感とうま味も楽しめます。
【主な材料】
白菜
長芋
卵白
えび
鶏ひき肉
ワンタンの皮
鶏がらスープ
シメには茹でた中華麺がよく合いますよ。
●詳しいレシピはこちら
『えびワンタンのとろろ鍋』
年末年始のお疲れ気味の体にぴったりの「ふわとろ鍋」。体も温まるふわとろ鍋を食べて、何かと慌ただしい年末年始を元気に過ごしてくださいね。
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