春の使者「ほたるいか」と早春の山菜「せり」をあわせて「ピラフ」に仕立てました。 ほたるいかの煮汁で炊いたお米の美味しさは抜群です。
ほたるいかの「目」は、必ず取ってください。大きめのほたるいかの場合は、ピンセットなどを使って「くちばし」と「軟骨」も取り除いてください。
ほたるいかの「目」をとる。 せりは、葉先のやわらかい部分を分け、残りは根も一緒に1cmにきざむ。 オーブンを、180度に予熱する。
冷たいフライパンにA オリーブオイル大さじ1、おろしにんにく小さじ1、アンチョビペースト小さじ1を入れて、弱火で加熱する。 にんにくの香りが立ってきたら、ほたるいかを入れて中火でざっと炒め、水360ml(分量外)を加える。 煮立ったら火を止め、ほたるいかと煮汁に分ける。
オーブンへ入れられる鍋に、B オリーブオイル大さじ1、米(洗わない)2合を入れて中火で炒める。 米が熱くなったら白ワインを加え蒸発させ、1の熱い煮汁を加える。 ふたをした鍋ごと、180度のオーブンへ入れ15分加熱する。
2の鍋をいったん取りだし1のほたるいかときざんだせりをのせ、再び鍋をオーブン庫内へもどし余熱のあるオーブンの中でさらに15分蒸らす。
鍋を底から混ぜて、器に盛る。 取り置いたせりの葉先を飾る。
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橋本登志子
料理研究家 料理教室主宰 カナダオンタリオ州滞在時に多国籍文化の料理教室に通い、料理の楽しさに目覚める。 得意料理 ひとてま料理・オーブン・スキレット料理 ジャンル 「ひとてま」家庭料理 普通に手に入る食材に「ひとてま」かけて「ごちそう」を作りたいという想いから、金沢にて自宅での料理教室を展開。新聞社や企業の料理イベントでも講師として精力的に活動中。 美味しいごはんでみんなを幸せにすることをモットーに、企業のレシピ開発やメニュー開発の仕事をメインに活動している。