ジェノベーゼは実はいろいろな食材との相性がよいとても便利なパスタソースです。イカスミや魚介もそうですが、キャベツとの相性も抜群です。写真ではスペックを使用していますが、パンチェッタやベーコンの塩気をアクセントにしながら、キャベツの甘みやバジルの風味を堪能できるこちらの一皿。ジェノベーゼが苦手な娘もこちらなら喜んで食べてくれるお墨付きです。
厚切りベーコンを使用する場合や、ベーコンをカリカリに仕上げたい場合には、玉ねぎより先にベーコンを炒めてから玉ねぎを加えてください。その場合は、ベーコンからの脂質を考慮しオリーブオイルも少なめにしてください。 ジェノベーゼを加える時にパスタの茹で汁も加えることにより、スパゲッティとの絡みがよくなります。 スパゲッティを表記時間より1分少なめに茹でているので、ソースと茹で上がったスパゲッティを1分弱ほど加熱し、ソースの旨味をスパゲッティに閉じ込めてくださいね。
ベーコン、キャベツはは1cm幅に切る。 玉ねぎは半分に切り、切り口を下にして2cm幅に切る。
大鍋に2リットルの水を沸騰させ、沸騰したら24gの粗塩を加えスパゲッティを表記時間より1分短く茹でる。
底の深い鍋にニンニクとオリーブオイルを入れ、弱火で点火。ニンニクの香をオイルにじっくりとしみ込ませていく。
ニンニクの香りがしっかりとたったら玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒める。
玉ねぎを脇に寄せ、ベーコンを加えてさっと炒める。
キャベツも加えてしんなりするまで炒める。 (写真のような状態になるまで)
ジェノベーゼ(バジルソース)を加え、おたま1杯分のパスタの茹で汁も加え、塩・こしょうで味をととのえる。
茹で上がったスパゲッティとあえ、器に盛りつける。
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Tsugumi
日系航空会社の国内&国際線に12年間乗務しながら 各国の美味しい食文化に触れる。 休職留学制度を利用し、フィレンツェへ留学。 イタリア語とともにイタリア料理を習う。 イタリア料理以外にも、ヴェトナム料理、懐石料理を学ぶ。 2008年に退社後、イタリア、ローマへ。 ローマシェラトン内の料理教室でイタリア人に和食を教えるも 妊娠を機に専業主婦となる。 娘を全日制の日本人学校幼稚園に入れると そこで知り合った大使館や駐在の奥様より イタリア料理を教えて欲しいとの要望をいただき 2014年より自宅で料理教室を始めることに。 旬の素材を用いて、簡単に美味しくいただけるものをメインに 視覚からも2度美味しい、オリジナルレシピを紹介している。 2021年にはイタリアの料理対決番組に出演し、勝利。 イタリア人の有名シェフに日本人らしい繊細な料理を評価される。 ⭐︎得意料理は旬の野菜を用いたもの&創作料理⭐︎ Nadiaでは出来るだけ時間のかからないシンプルで簡単な料理を ご紹介していきます。イタリアンを中心に、それだけにはとどまらない 現地で出会った世界各国の美味しいレシピを 再現していけたらと思っています。