根セロリはヨーロッパで親しみのある身近な野菜です。日本でも寒い地域で主に生産されています。 嬉しいことに私の地元、岩手県にも生産者さんがいらっしゃったので、ポタージュにてみました。 セロリの根ではなく、セロリの香りに似た芋セロリとも呼ばれる根菜です。熱を加えるとまろやかになるので、セロリが苦手な方でも食べやすく食物繊維も含まれたヘルシーな食材です。 「セロリアック」「セロリラブ」とも呼ばれています。
豆乳を沸騰させてしまうと分離してしまうため、ポタージュはゆっくり温めてお召し上がりください。 上記レシピでは固形スープの素(ブイヨン)を使用しましたが、お家にあるコンソメや鶏ガラスープの素でも代用できます。 あっさりレシピにしていますが、バター・牛乳・生クリームなどでコクを出しても◎です。 また、根セロリの皮も食べられるので捨てずに千切りにしてラぺやサラダとして生食でも美味しくいただけます。
鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを弱火で炒め、透き通ったら、根セロリを加えサッと炒め合わせる。
2にひたひたになるくらいの水を加え、中火で根セロリが柔らかくなるまでで煮る。(割と早く柔らかくなる。お箸がスッと入ればOK)
粗熱がとれたら2をミキサーに入れてピューレ状にする。ミキサーが回りにくい場合は水を足して調整する。
4を鍋に戻し調整豆乳を加え弱火で温める。ブイヨン(固形)、塩で味を整える。 (豆乳は煮立たせると分離してしまうので弱火でゆっくり温めましょう)
器に盛りブラックペッパー、ピンクペッパーを散らし、ディルを飾る。お好みでオリーブオイルを回しかける。
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たえ飯
岩手県出身。ローカルフードコーディネーター。 都内で地元岩手の地産地消のイベントやお料理教室、1日カフェを開催。 現在は岩手へ戻り、自らが土と向き合い無農薬でハーブ栽培、野菜づくりを学びながら、お料理教室や地産地消で食卓を美味しく楽しくする食農業コミュニティをしております。