中華で人気の定番料理「肉団子の甘酢あん」を『加熱しても硬くならない肉素材「シート肉」』で作ります。 食欲がない時でも、酢飯は不思議と食べられるという方は多いのではないでしょうか。酢は胃液の分泌を促し、消化酵素のはたらきを活発にするため消化吸収がよくなり、食欲を増進させます。 お酢パワーは夏の疲れを取ってくれるだけでなく、唾液の分泌量も増えるため、飲み込みの助けにもなります。 しっとりふわふわの肉団子にたっぷり絡んだ甘酢あんが止まらない美味しさです。しっかり召し上がって、疲れを残さずお過ごしください。
【美味しく作るポイント】 ① 甘酢あんの材料に片栗粉を混ぜておき、弱火で加熱するとダマになることなく きれいなあんに仕上がります。 ② 工程2で甘酢あんにとろみがつき始めたらすぐに肉団子を入れます。 肉団子にはすでに火の通っているので短時間にさっと和えます。
A 豚ひき肉70g、卵50g、じゃがいも30g、玉ねぎ10g、マヨネーズ8g、日本酒小さじ1、塩ひとつまみ、麩7gで【豚シート肉の肉だね】を作る。作り方はこちらをご参照→https://oceans-nadia.com/user/390559/recipe/478318 *冷凍保存してある場合は解凍する。
160度に熱した揚げ油に肉だね大さじ1ずつを静かに入れ、きつね色になるまで転がしながら揚げる。油を切っておく。
【甘酢あん】を作る。 B 砂糖大さじ1.5、ケチャップ大さじ1.5、りんご酢大さじ1.5、鶏ガラスープの素小さじ1/2、片栗粉小さじ1、水50mlをフライパンに入れ弱火にかけ、ヘラで混ぜる。
2にとろみがつき始めたらすぐに、1の肉団子を入れ甘酢あんをからませる。
器に盛り付け、スプラウトを添える。
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クリコ
料理研究家・介護食アドバイザー
病気で食べることが困難になった夫のために、介護食を作ることになりました。はじめての介護食作りは戸惑うことばかりでしたが、気づくとその面白さに夢中になっていました。 私が作る介護食の特徴は、素材を手作りすることです!! 「食べづらい、おいしくない、見た目に食欲がわかない」などの悩みを解消するために、肉・魚・野菜料理のベースになる素材を手作りします。 手作り素材で作る料理は、見ても食べても美味しく、箸やスプーンで簡単に切れる柔らかさです。 ◆「加熱しても硬くならない肉素材」 ハンバーグのような肉だねを滑らかなペースト状にしたものが肉素材です。 加熱しても硬くならず、見た目は普通の肉料理。とんかつ、豚の生姜焼き、つ くねなど、調理法も形も自由自在です。 ◆「加熱しても硬くならない魚素材」 鮭、タラ、エビ、ホタテなどで作る滑らかなすり身が魚素材です。肉素材同様 に和洋中の魚料理を作ることができます。 ◆「野菜ピュレ」 茹でた野菜をすりつぶしたピュレに他の食材を組み合わせて作る野菜料理 は主食から汁物まで彩豊かで栄養満点。工夫次第でレパートリーは無限大 です。 ◆「時短調理」 手作り素材は小分け冷凍保存することで調理時間を大幅に短縮します。 イタリア料理と和食の教室で教えた経験を生かし、手作り素材を使った料理レシピは180点。 「このレシピに出会えてよかった」「全部食べてくれた」「とにかくおいし い」「介護食なのに家族で楽しめる」などたくさんの満足のお声をいただい ています。 ご家族の皆様でご一緒にお楽しみいただければ大変嬉しいです。