アレンジもいろいろ!万能トマトソース
トマトのうま味がぎゅっと詰まった「トマトソース」は洋食には欠かせないソース。トマト缶を使用したものや生のトマトを使用したものなど、さまざまな作り方がありますが、玉ねぎやにんにくなどの香味野菜を炒めてトマトと一緒に煮込んで作るものが多いです。
トマトソースは、定番のパスタはもちろん、さまざまな料理に活用できます。
・グラタン
・ピザ
・ラザニア
・リゾット
・ポークソテーやチキンソテーのソース
・魚のソテーのソース
・鶏肉のトマト煮込み
・ロールキャベツ
・ハンバーグ
・オムライス
・トマトスープ
トマトソースは冷凍保存も可能なので、少し多めに作って冷凍しておけばなにかと重宝しますよ。冷凍用保存袋に100〜200g程度に分けて冷凍しておくと使いやすいです。使用する際は、凍ったまま鍋に入れて調理するか、電子レンジで解凍してから使用します。冷凍保存の目安は約1か月です。
基本のトマトソースの作り方
トマトソースの作り方はいろいろとありますが、今回は「トマト缶」「玉ねぎ」「にんにく」を使って作るシンプルなトマトソースの作り方を紹介していきます。
トマト缶1缶(400g)で、パスタソースなら約2人分、チキンソテーのソースなら4〜5人分くらいの量が作れます。倍量で作る場合は、煮込み時間を20〜30分程度に増やしてください。
【材料】
トマトの水煮(ホール) 400g
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
バジルの葉 3枚
水 30ml
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1/2
【作り方】
1.玉ねぎとにんにくは、それぞれみじん切りにする。
【ポイント】
にんにくの芽は焦げやすく、えぐみもあるので取り除くのがおすすめです。縦半分に切って、芽を取り除いてからみじん切りにしましょう。
2.鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける。香りが出てきたら、玉ねぎを加えて、中弱火でしんなりするまで炒める。
【ポイント】
・火加減が強いとにんにくが焦げてしまうので、弱火で加熱しましょう。
・玉ねぎをじっくりと炒めることで甘みが出ます。
3.トマトの水煮を加えて、トマトを木べらで軽くつぶす。水とバジルの葉を加える。
【ポイント】
・空のトマト缶に分量の水を入れ、缶に残っているトマトを溶かしてから鍋に加えるとムダなく使用できます。
・バジルは乾燥バジルでも代用できます。小さじ1を目安に加えてください。
4.中火にかけて、沸騰したら弱火でときどき混ぜながら約15分煮る。バジルを取り出し、塩を加えて混ぜる。
【ポイント】
・塩は小さじ1/3〜小さじ1/2を目安に加えてください。いろいろな料理にアレンジしやすいように、塩は控えめにしておくのがおすすめです。
5.目の粗いザルに4を入れ、ゴムベラで力を入れながらこす。
【ポイント】
・目の粗いザルを使用しましょう。
・トマトや玉ねぎの食感を残したソースにしたい場合は、ザルでこさずに使用してもOKです。
トマト缶は「ホールトマト」と「カットトマト」がありますが、煮込み料理には適度に酸味があり加熱することでうま味が増す「ホールトマト」がおすすめです。
使用するトマト缶によっては酸味が強いものもあります。酸味が強いと感じる場合は、砂糖を小さじ1/2程度加えると酸味が和らぎますよ。煮込みすぎると酸味が飛びすぎてしまうので注意してくださいね。
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基本のトマトソース
トマトソースは肉や魚のソテーにかけるだけでも美味しいですし、トマトソースと粉チーズで作るシンプルなパスタもおすすめです。
トマトソースが少し残ったときはピザトーストにするのもいいですね。組み合わせる食材や料理によって、塩・こしょうでトマトソースの味を調えて使用してくださいね。
トマト缶と玉ねぎ、にんにくで作る基本のトマトソースの作り方を紹介しました。うま味たっぷりなトマトソースは、パスタや煮込み料理など、さまざまな料理に活用できます。冷凍保存も可能なので少し多めに作っておくのもいいですね。ぜひ基本のトマトソースをいろいろな料理に活用してみてください。
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