毎日食べたい！うま味も栄養もたっぷり「韓国スープ」
肌寒くなってくると温かいスープなどの汁物が恋しくなりますよね。日本のお隣、韓国では、今の時期に限らず食卓にスープが欠かせません。
韓国のスープは、牛テールや丸鶏、干しタラ、いりこ、昆布、干しシイタケなどを煮込み時間をかけて作りますが、手軽に作りたい時は「ダシダ」というスープ調味料が使われます。日本の調味料でこのダシダの代わりになるのが、鶏ガラスープの素やだしの素！
鶏がらスープの素などで作ったスープに、にんにくのすりおろしや風味付けのごま油を加えるだけで簡単に韓国味に近づきますし、市販のキムチやコチュジャンを使えばさらに本格的なスープが作れちゃいますよ！
今回は、手軽に買える食材を使った定番韓国スープをご紹介します。どれも10分ほどでできる簡単レシピばかりですので、ぜひお試しくださいね。
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韓国家庭料理の定番！ツナ缶で作るキムチチゲ
こちらのスープの名前は「チャムチキムチチゲ」。「チャムチ」とはまぐろ（ツナ）のことで、ツナ缶を使ったキムチチゲです。韓国ではチゲ用のツナが売ってるほど大人気！ 手軽に作れて豚肉よりあっさり食べられるので、韓国の定番家庭料理になっています。
今回は秋に美味しいきのこをたっぷり入れ、きのこのうま味がじんわりしみ込んだチゲにしました！ キムチと長ねぎをごま油で炒めてから煮込みます。きのこはお好みのものに変えてもOKです。コチュジャンとキムチの辛味で身体もポカポカに♪
【主な材料】
キムチ
長ねぎ
しめじ
えのき
椎茸
豆腐
ツナ
ごま油
鶏ガラスープの素
コチュジャン
●詳しいレシピはこちら
『韓国家庭料理の定番！＊チャムチキムチチゲ(ツナキムチチゲ)＊』
二日酔いにもデトックスにもおすすめ！ニラたっぷりのしじみスープ
日本と同様に、韓国でもしじみを健康食として食べる習慣があります。こちらは、しじみの濃厚な白濁スープに栄養的にも相性が良いニラをたっぷり入れました。
二日酔いの時はもちろん、疲れが取れない時にもおすすめ。また、デトックス効果も抜群なので美容にもうれしい一品です。味付けは、塩と昆布茶か昆布だしの素、チューブのにんにくを使えばあっという間にできちゃいます♪
【主な材料】
しじみ
ニラ
塩
昆布茶か昆布だしの素
にんにくチューブ
●詳しいレシピはこちら
『肝臓に染み渡ります。＊チェチョプク(しじみスープ)＊』
「味噌×納豆」で本格的な味わいに！具だくさん味噌チゲ
味噌チゲは「テンジャンチゲ」といい、テンジャンという日本の味噌よりも香りが強い韓国味噌を使います。日本ではテンジャンが手に入りにくいので、日本の味噌と納豆でアレンジしました！ 韓国のテンジャンの独特な風味が納豆に似ているので、本格的なテンジャンチゲの味に仕上がります♪
豚肉やじゃがいもなどのボリューム感がある具をたっぷり入れて栄養満点！ グツグツ煮込んで食べれば身体の芯から温まり、これ一品で大満足なスープです。
【主な材料】
豚バラ薄切り肉
玉ねぎ
じゃがいも
長ねぎ
椎茸
いりこだしの素
コチュジャン
味噌
納豆
●詳しいレシピはこちら
『日本の味噌で！栄養満点！＊テンジャンチゲ(味噌チゲ)＊』
韓国の秋の定番！牛肉のうま味たっぷり里芋スープ
こちらは韓国の秋のお盆（秋夕）に食べる「トランタン」というスープです。「トラン」は里芋、「タン」はスープのこと。無病長寿を願って食べられていますが、たくさんのごちそうが並ぶ秋夕に、脂肪を分解する酵素がある里芋スープを飲むことで消化を助ける役割も果たしてくれます。
本来は昆布でだしを取る時、牛の塊肉を入れて作りますが、今回は昆布茶や昆布だしの素と牛こま切れ肉を使って手軽に作れるレシピにアレンジしました。里芋も冷凍のものを使えばさらに時短になりますよ。
【主な材料】
牛こま切れ肉
里芋（冷凍）
長ねぎ
昆布茶か昆布だしの素
みりん
醤油
ごま油
●詳しいレシピはこちら
『韓国の秋の定番スープ＊トランタン(里芋スープ)＊』
今回ご紹介したスープは、疲れた身体や美容にうれしいものばかりです。具だくさんでボリューム感もありますし、ご飯を入れて「クッパ」にすれば食べ盛りのお子様にもおすすめです！ また、これからのシーズンにうれしい二日酔いに効くレシピや、身体を芯から温めて風邪予防に効果が期待できるレシピもありますので、ぜひいろいろ試してみてくださいね。
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