夏にぴったり!「冷やし担々そうめん弁当」
暑い日にはさっぱりとした冷たい麺類が食べたいですよね。今回はそんな季節にうれしい「冷やし担々そうめん弁当」をご紹介します。
調理はたったの5分! ひき肉ではなく、さばの味噌煮缶を使って手軽に仕上げました。副菜に添えるのは、夏らしい枝豆。焦がし醤油と梅干しで、あとを引く美味しさです。夏にぴったりのお弁当ですよ。
ラクうま5分!「冷やし担々そうめん」
シンプルなのにびっくりするほど美味しい「冷やし担々そうめん」です。さばの味噌煮がコクを加えてくれるので、奥深い味わいになりますよ。そうめんを茹でている間に、スープを合わせるだけのスピード調理もうれしいですよね。
夏にぴったりのピリ辛味ですが、辛いものが苦手な方や、お子さんが食べる時には、ラー油をごま油に変えてもOKです。また、使用するさば缶によって塩分が変わってくるため、鶏がらスープの素の分量を加減して、お好みの味に調整してください。
【主な材料】
そうめん
さばの味噌煮缶
豆乳
すりごま
鶏がらスープの素
ラー油
●詳しいレシピはこちら
ラクうま5分!冷やし担々そうめん
焦がし醤油があとを引く!「炒め枝豆」
冷凍の枝豆も、ひと手間加えるだけであっという間に絶品のおかずに! アツアツのフライパンに醤油をジュッと入れて焦がして作る、風味がとっても良い「炒め枝豆」です。梅干しの酸味は食欲アップも期待できそう。加熱した梅干しには脂肪燃焼効果もあるそうですよ。
なお、枝豆の両端を切って調理することで、味が枝豆に染み込みやすくなります。あとを引く美味しさの枝豆は、お弁当だけでなくビールがすすむおつまみにもなりますよ。
【主な材料】
冷凍枝豆
梅干し
醤油
サラダ油
●詳しいレシピはこちら
焦がし醤油が後を引く!炒め枝豆
冷やし担々そうめん弁当の詰め方
今回は、丼タイプの2段弁当箱と、スチールの保存容器の2種類を使います。
1.2段の弁当箱の下の容器に、そうめんを入れる。そうめんはごま油小さじ1ほど絡め、ひと口分ずつ箸で取りながら入れること。
2.大葉をのせる。
3.上の密閉できる容器に担々スープを入れる。
4.スチールの容器にワックスペーパーなどを敷き、枝豆を入れる。
美味しい「冷やし担々そうめん弁当」を作るポイント
担々麺と言えばひき肉が一般的ですが、冷たい状態だとひき肉の脂が固まってしまうことがあるため、今回はさばの味噌煮缶を使用しました。汁まで全部使うことで、担々スープにコクが加わりますよ。
また、そうめんにごま油を絡ませておくことで、時間が経ってもそうめん同士がくっつかずに食べられます。ひと箸分ずつ取りながらお弁当箱に入れるのも、食べやすくするポイントです。さらに、大葉は彩りのためだけではなく、防腐効果があるので、この時期のお弁当にはぜひ入れたい食材のひとつなんですよ。
なお、スチール容器が梅干しの酸に弱い場合があるため、枝豆を入れるときには、必ずワックスペーパーなどを敷いてくださいね。ワックスペーパーは、余分な水分を取ってくれるので一石二鳥ですよ。
最後に、お弁当をひんやりさせたいワンポイント。前日にスープを作って密閉容器に入れて冷凍し、そのまま持っていくことも可能です。さば缶を冷蔵庫で冷やしておけば、ひんやり感が増します。スチール容器は熱伝導率に優れているので、保冷剤の近くに置いておくと冷やすことができます。
夏ならではのお弁当のアイデアも活用しつつ、ぜひ夏らしい冷たいお弁当を作ってみてくださいね。たくさん食べて、元気に夏を乗り切りましょう!
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