のせるだけで完成!「のっけ弁当」が忙しい朝にピッタリ
お正月にごちそうをたくさん作ってお疲れのみなさん〜! 今回は作り置きのおかずをご飯にのっけるだけの「のっけ弁当」をご紹介します。手を動かしている時間はたったの5分!? 忙しい朝でも、とっても楽に作れる魔法のお弁当なんですよ。
おかずが冷めても美味しく食べられる調理のコツや、のっけ弁当で失敗しないためのポイントまで、日々のお弁当作りに役立つテクニックも、あわせてご紹介しちゃいます!
5分で完成!豚のしょうがたっぷり焼き
甘辛いたれにたっぷりのしょうががアクセントになった「豚のしょうが焼き」。もちろんお弁当の主役ですよね。しかも今回は、余りがちな「すき焼きのたれ」を使った簡単スピード調理です。
しょうがたっぷりなので、寒い冬には身体がぽかぽか温まりそう。切り落とし肉を使うことで、手早く作ることができ、味もしっかり絡みます。作り置きしておけば朝のお弁当作りがとっても楽になりますよ。
【主な材料】
豚ロース肉(切り落とし)
すき焼きのたれ
しょうが
●詳しいレシピはこちら
5分で完成!豚の生姜たっぷり焼き
昆布茶との相性ばっちり!ブロッコリーのナムル
お弁当の定番のお野菜、ブロッコリーを昆布茶で味付けしてみました! これが意外にも相性ばっちりなんです。
昆布茶のうま味がご飯によく合います。簡単なのに、ちゃんとおかずになるのがうれしい一品ですよ。ブロッコリーが温かいうちに調味料と和えて、しっかり味を絡ませてくださいね。作り置きしておくと味がなじんで◎。
【主な材料】
ブロッコリー
昆布茶
ごま油
●詳しいレシピはこちら
食べ応えあり!ブロッコリーのナムル
お弁当の大定番「卵焼き」を作り置きで!
お弁当の大定番である「卵焼き」。だけど毎回卵焼きを作るのって少し面倒ですよね。そこで、カップで作り置きして保存できるようにしてみました。チーズがアクセントになった、子どもから大人まで大人気の味です。冷蔵で2日、冷凍で2週間まで保存OKなので、たくさん作ってストックしておきましょう♪
【主な材料】
卵
チーズ
マヨネーズ
●詳しいレシピはこちら
カップde卵焼き
のっけ弁当の詰め方
1.おかずをのせることを意識しながらご飯を敷き詰めます。
2.ご飯の粗熱が取れたら、しょうが焼きをたっぷりのせます。
3.副菜をのせます。
4.仕上げに白ごまをふって、しば漬けを添えて完成です!
美味しい「のっけ弁当」をつくるポイント
「のっけ弁当」のポイントは、「のっけるおかずがご飯に合う」ことが何よりも大事。今回は、ご飯が何杯でもいけちゃう王道のおかず「豚のしょうが焼き」に、しっかり味のブロッコリーを入れています。カップ卵焼きは、カップのまま入れても直接のせても、どちらでもOK!
また、お弁当が傷まないようにするためには、たとえ急いでいても「ご飯の粗熱を取る」のは必須です。食中毒を引き起こす菌は特に25度~40度で活発に増殖をするそうなので、粗熱を取らないままお弁当を詰めてしまうと、せっかくのお弁当が傷んでしまいます。
そのため、短時間でお弁当を作るコツは、「まず最初にお弁当箱にご飯だけ詰めておく」こと。粗熱が取れるまでは、冷蔵庫からおかずを出したり、お弁当作りではないほかの身支度をしたりしてしまいましょう。粗熱が取れたら、おかずを冷蔵庫から出してそのままご飯にのせればOKです。もちろんおかずを温め直したい時や、作りたてのものをのせたい時にも、きちんと粗熱を取ってからのせてくださいね。
さらにお弁当の大敵「汁気」は片栗粉で防ぐ! がポイントです。今回のしょうが焼きは片栗粉をまぶして焼いているので、ほとんど汁気は出ませんよ。汁気の出そうなお弁当のおかずにはこの技をよく使います。お肉に片栗粉をまぶすと、冷めてもかたくなりにくい、というメリットもありますよ。
粗熱を取るのに時間はかかりますが、実際に朝お弁当作りに専念する時間はたったの5分ほど。作り置きおかずを使って作る「のっけ弁当」は良いことずくめのお弁当です。作り置きのおかずもスピード簡単調理なものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
これまでのお弁当連載はこちら
・マネしたい!定食弁当シリーズ